【FX】先週(6/13~17)の振り返り&今週(6/20~)の相場観とトレード戦略

先週の振り返り

6/13~6/17のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円を短期でも長期でも買いから。

  • ドルストレートは、短期でドル買い。ドル高加速なら流れに乗って引っ張る。

  • クロス円は、中長期で押し目買い。円安加速なら、超短期でも買い。

※ 詳細は下記記事にて。

マーケットは月曜から大荒れとなり、株も暗号資産も大暴落、ドル買い円買いの典型的なリスクオフ相場で始まった。

先週のメインイベントであった6/15(水)のFOMCでは、予想されていた75bpの利上げとなるも、これはあくまで異例といったパウエルFRB議長の発言がハト派と受け取られ、米国株式市場は反発。
しかし、翌日にはあっさり売られ、戻り売りの動きとなった。

6/16(木)は、SNBは政策金利を50bpサプライズ値上げし、スイスフランが大きく買われた。

6/17(金)は、いつになくマーケットに注目されたBOJの金融政策発表だったが、これまで通りの「力強く金融緩和を続ける」という決まり文句で現状維持。

結局、株や暗号資産は大幅下落。ドルは米国債金利の動きにともない上下動。円は買われたところはしっかり売りが入る安定の弱さだった。

トレード内容

6/13~16の週前半は、オセアニア通貨を対ドル、円でひたすらショート。ユーロドルやポンドドルもショートと、ドルストレートの短期でドル買いは作戦通り。
短期トレードでだいぶ利ザヤを抜くも、最後のユーロドルのトレードは1.05をバックに売ったポジションは、1.05をしっかり上抜けたため損切り。

6/16にドル円クロス円が大きく下落。
ドル円は、中長期ポジションで131円前半を目安に押し目買いを狙っていたが、ドル円131.49円で下げ止まり反発してきたため、132.00前後から少しずつ買い。
翌6/17の日銀金融政策発表時の急騰したところを、ポジションの半分を134円前半で利確。
残り半分のポジションは135円手前をターゲットにしていたものの、直後に急落したため慌てて133円前後でスクエア。利ザヤはしっかり抜いたものの、マーケットに少し振り回されてしまったので反省(その後134円台にしっかり乗せてきた)。

オージー円は、欧州時間に92円後半で少額買い。その後、91.96まで押すも反発し、先週は93.59でクローズ。こちらはまだホールド中。

今週(6/20~)の相場観

6/20はアメリカが祝日につき、欧州勢の入り方を見つつ、まずは様子見。

ドルはまだ強いとは思うものの、チャートだけを見るとドル買いも一服してきたようにも見えるので、少し警戒しておく。

円もファンダメンタルズやテクニカル的にも、引き続き安定して弱そうだが、最近は欧米勢からBOJの金融政策や声明に注目され始めているので、急なクロス円の調整には気を付けておく必要があると思う。

とにかく、株、暗号資産、米国債金利、ドルインデックスなども注視しながら、臨機応変に対応したい。

トレード戦略

基本、ドル円は引き続き買いから入りたいが、追いかけて買わず、調整で拾う場面もしっかり下げ止まったことが確認できてから入りたい。

ドルストレートは、ドル金利に合わせてドルの動きが良いようであれば、超短期で流れに乗って回転。

クロス円は、また少し深めに調整が入るようであれば、株の動向も見ながら中長期では買いを継続。
株式市場が大きく崩れたり、典型的なリスクオフの展開でクロス円の下落がはっきりしている局面は、超短期で売っていきたい。


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