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そこのあなた!裏工作から逃げていませんか?


~まずはじめに~

ポケカを楽しんでるみなさんこんにちは、たくやと申します。ポケカって本当に面白いですよね!
今回は遊戯王をやっていた頃に書いたnote以来2回目の投稿となります!温かい気持ちで見てください!より多くのポケカを始めたばかりの方たちに見ていただきたいのでもちろん無料です!
※もうすでに裏工作を使っていたり、競技思考でたくさん場数を踏めている方には当たり前の事しか書いてないのでご容赦下さい。

~自己紹介(戦績等)~


・ポケカ歴…1年🔰
・遊戯王歴…5~6年(競技思考期間)
普段は平日休みの社会人なので、あまり調整時間は作れず、ジムバトルやハレツーバトル等の小さい大会でこっそりひそひそ経験値を稼いでいます。

・ポケカを始めてから使用したデッキ
裏工作白馬スイクン

裏工作アルセウス白馬

裏工作アルセウス

裏工作パルキア

・戦績(ポケカ)
シティリーグ S5 6-1準優勝(白馬スイクン)
パルキア100戦チャレンジ 70勝27敗3分(72%)
↑※ジムバトルやBOX争奪などの非公式通算

大きな大会はシティリーグだけです。平日休みなので大型の自主大会がでれなかったり、CLは全て抽選落ちてるのでもちろんでたことありません悲
これからも頑張ります……😭

~執筆に至った動機~

ジムバトルや非公式の大会でもよく対面した方や、ポケカを始めたばかりの方に
・『裏工作は難しいから使えない』
・『裏工作でなにをもってきていいかわからない』
・『時間かけてしまうから使えない』
などの声を多く聞きます。
そんな方たちに是非裏工作を実際に使って頂けるように裏工作を使用することで自分の力量に、考え方にどのような影響を与えてくれるかをお伝えしたく、今回記事にさせていただきました。

~何故裏工作デッキを使い続けるか~

ポケカを始めてから1年ずっと裏工作デッキをメインで使っているのですがミュウや、最近だとロストバレットやギラティナを試しに使ってみたりもしましたが結局裏工作のデッキに戻ってきます。

私が思う裏工作のいいところは好きなトレーナーズを持ってこれるのはもちろんですが、"勝つため、試合のペースを握るためにいま何が必要か、何をしたら相手が嫌がるか"を常に考える機会を与えてくれるからです。

~本題(裏工作がもたらす考え方の変化)~

カードゲームにおいて勝つためのゲームプランを立てることはかなり重要だと感じています。
ですが始めたばかりの頃はただたねポケモンを置いて、カードを引き、とりあえずすぐに技が打てるように手札のカードを使ってデッキを回していく、いわゆるそのターンにできること全てをやってしまう、自分の事だけを考えたプレイングをしていました。
やはりそれを毎ターンしていても先攻であれば後続が続かず事故って動けなかったり、後攻であれば捲ることが当然出来ず負けてしまったり、後で大事になってくるであろうカードを安易に捨ててしまったりなどの失敗が多く発生しました。

上手な人のプレイングを動画や、配信で見たときに何故ここでそれをするのか、何故あえて出さないのか、何故ここでその動きをするのか、疑問に思うことがあると思います。

勝つための動き、負けないための動き、相手のペースを崩す、自分のペースをあげる動き

これら上記の事をを自分で考える習慣をつけないと常勝することは難しいと考えています。

裏工作は皆さんもご存知のとおり、進化時に好きなトレーナーズを山札から持ってこれます。
当然使える回数も持ってこれる枚数もきまっており、無駄にすることはできません。
これによって食わず嫌いして使わないという選択をし、挫折する方も多いと思います。
ですが裏工作を使用することによって嫌でも今なにをしなきゃいけないのか、何をもってくるかを考えるようになります。
その習慣て大事ですよね。

裏工作の簡単なパターンだと序盤の盤面形成です。
先攻後攻2ターン目、裏工作を使用してアタッカーの強化(エネルギーや進化)、ベンチのサブアタッカーの用意、サポートの使用など、戦うための準備を整えるのはどのデッキでも共通ですが、サーチできる回数が決まっている分、優先順位をそこで考える習慣がつきます。

例えば先攻2ターン目

このような盤面だとします。裏工作が2回使えて相手の盤面にもよりますがこのターンやりたいことが
・パルキアの進化
・水エネルギーを貼る
・次のターンに動くための裏工作の温存

主にこの3つです。
ですがここではジメレオンの裏工作2回しか使えません。
この中で優先順位の高いものから全て2体のジメレオンを使って行ったときに、手札に次のターンの裏工作がなくなるため3つ目の後続の動きを確保することができなくなります。
いくらパルキアで攻撃ができたとしても後続がいなければ次のターン強い動きができず、ペースがおち、負けに繋がってしまいます。

そこでサポートカードのカイを展開の中に挟んでいきます。

グッズと水ポケモンを1枚ずつ持ってこれるカイを挟むことで手札のジメレオンを次のターンに温存しながらターンを終えることができます。

こんな感じで、
『やりたい動き+次の後続』
を目指して毎ターン裏工作を使用していきます。

やりたい動きには、自分の盤面を形成すること以外にも、劣性時に捲る動きや、相手の嫌がることをすることも含まれます。
この辺から実践っぽい考え方になってきます。

例えばこのような盤面になったときに考えられるのは、ゲッコウガのかくしふだなどの不確定な要素を除いた場合に、
・相手のギラティナを倒す
が第一に思い浮かぶと思います。
ですが自身が使える裏工作はインテレオンの2回サーチのみ。
ギラティナをたおすにはベンチがあと
2体+ベルトorベンチ3体
が必要です。無理矢理ですし、後続も当然残りません。倒したところでベンチのギラティナに倒される可能性すらあります。
サイドから取れるカードに頼りながら次動かなければならないのと、安易にギラティナを倒すと、ベンチのキュワワーがでてきて、はなえらびを使われてしまいます。かくしふだも相手にはあるため、多くのドローからこちらの盤面を一気に返してきます。

・ロストを貯めさせないためにはなえらびをつかわせないよう前のギラティナを倒さない

↑そこで上記のような発想がおもいつきます。

倒さないことによるメリットが、
・ギラティナにエネルギーを追加でつけ、逃げてキュワワーのはなえらびをしても、にげるを使ってるためキュワワーをにがしにくい、エネも落ちる。

・はなえらびが使えないため、アクロマを使わないとロストが増えない、ギラティナの技アビスシークをうったらターンが返ってくる

などと相手がロストを貯めにくく、何もせずターンを返してくれる確率も上がります。

ただ、このまま技を打ってしまっては相手の手札も多いため、もしかしたらロストを貯めパルキアを倒してくるかもしれません。インテレオンの裏工作を使って妨害をして少しでも上記のサイドを取らせないでターンを返してもらうを実行してもらう必要があります。

例えば最近のパルキアだと、ツツジはもちろんマリィや雪道などの妨害手段が採用されています。

ギラティナを逃げにくくしたり、かくしふだや入れ換え手段も使わせたくありません。

そこでこのターン目指す裏工作の使い方が
・かくしふだを封じる雪道
・入れ換え手段や進化をさせにくくする手札干渉の妨害
・次のターンの裏工作やサブアタッカーの用意

の3つが理想になります。
ただ使える裏工作は2回のため、このなかで優先順位の低いものを切らなければなりません。

相手の手札は多いのでマリィの優先度が高く、次点で後続になります。
裏工作を使いたいのももちろんですが、前のギラティナを万が一育てられ、パルキアが倒されてしまうとゲームが一方的に相手の方へ傾きます。
そこで、雪道はおまけ程度に考えて、マリィと後続のアタッカーを用意します。(他にも手札があればクイックボール等)

こんな感じで相手の手札を減らしてやりたいことをやりづらくさせたり、あえて倒さないことによって動きを鈍らせたりすることが大事です。
こういう考えをする習慣をつけられるのは裏工作を使ってきた利点ですね。

こんな感じの盤面でも相手の引き次第ではパルキアをワンパンしてきたりします。
さらに念には念をで+αでパルキアをワンパンしてくることも考えたときに

・アクロマを使わないと動けない
・アクロマを使うとボスが使えない
・ギラティナが技を打てたとしてもサイドをなるべく取らせない

を考えると

インテレオンでダメージを与えるなどの発想もマリィで引いた手札次第ではありだと思っています。
雪道なども追加で貼れたら、さらに相手はかくしふだもつかえないので何もせずにターンが返ってくる可能性はあがりますが、引かれる可能性ももちろんあります。
ただ、こうやって自分の動きももちろんですが、+で相手のしたいことをさせないために裏工作の権利をつかっていくことも視野に入れられると裏工作の候補も絞り出しやすく、ゲームの主導権も握りやすいと考えています。

今回はあくまでもパルキアに関しての考え方ですが、アルセウスや、他の型の裏工作でも
・自分の盤面形成
・後続
・相手の妨害
・劣性時の延命戦術(劣性時ボスなどで逃げにくいポケモンを引っ張り時間を稼いだりベンチ狙撃をする)

などが主に裏工作で考える対象だと思っています。

あくまでも私自身の考えで、もっと奥が深く、手札次第ではもちろん色々変わります。これだけで勝てるかといわれたらそうではないので使っていく上で自分の考え方が成長する、考え方の選択肢が広がる、考える癖がつく、どうしたら負ける、どうしたら勝つ→だからこれを持ってくるなどの考え方に導きやすい点で裏工作は初心者の方でも使えば少しずつこういった考えをしなければならない分、質の高い経験値を得られると考えています。

~最後に~

文字にするととても難しく、普段接客の仕事をしているので裏工作について直接話せればもうすこしだけ分かりやすく話せるのに…と悔しい気持ちもありますが、始めたばかりの方に少しでも裏工作に触れてもらい、毎ターン自分がなにをしなきゃいけないか、相手に何を強要していくか、何を目指すかを考えられるきっかけになればと思います。
僕自身も始めて1年だけなのでまだまだミスって負けたり、たまたま運で勝てたりももちろんあります。
ですが裏工作を使っていたおかげで、次のターンこうすれば勝てた、前のターンこれをしておけば勝てた、あのときこうすれば状況変えれた、相手にこれをすれば動きが止まるというのが日常的に考えられるようになりました。
もともとカードゲームに触れていたのもありますが、ポケカをする上で必要なことだと思うので是非食わず嫌いせず使ってみてください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


























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