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英語の勉強法について

皆さんこんにちは、じゅそうけんです。

今回は普段の記事とは趣向を変えて、勉強法に関する内容となっています。

本記事では、予備校で長年英語講師をされていた知人の先生にインタビューを重ねて「究極の英語勉強法」をみなさんに伝授するべくまとめさせていただきました。
私自身、アメリカに住んでいたのにも関わらず、そこまで英語が得意というわけではなく若干困っていたので、こちらの内容は大変勉強になりました。
(K先生ありがとうございます…。)

コンテンツは以下のようになります。

1 総論的な話
2 外国語学習で気をつけるべきこと
3 何から勉強するべきか(具体的な勉強法)
4 英語の4技能の関係について
5 単語の覚え方
6 文法・読解の学び方
7 リスニングの学習法
8 英作文・ライティングの学習法

このようなラインナップを記述していきたいと思います。
それではやっていきましょう。


【総論的な話】

この記事は、大学受験生や中高生の親御さんを主なターゲットとしていますが、社会人のTOEIC受験生などにも役に立つはずです。
勘違いしてる人がいるかもしれないので申し上げておきますが、
よほど高いレベルに到達しない限り、大学受験だろうが英検だろうがTOEICだろうが、英語の学習法にそこまで違いはありません。
ですから、この記事に書かれている事はすべての英語学習者に有用です。
日本社会において英語ができるととてつもなくメリットがありますが、英語の学習は非常に大変です。
外国語学習の特性として、比較的地頭はいらず、能力的には誰でもできるようになりますが、世の中そんなうまい話はありません。
誰でもできるようになりますが、そのためにはコツコツと努力することが必要です。
ここで根性論として「たくさん勉強しなさい」、「コツコツやりなさい」と指摘しても意味がありません。
多くの人はこんなことぐらいわかっていますが、それができないから苦労してるわけですから。

努力を継続する上で大切なのは、まずは仕組みを作ることです。
負荷をかけずに勉強が当たり前になる環境を作ること。
それとお金はかかりますが、できるならば自習室を借りたり、コーチングスクールなどには行ったほうが良いでしょう。
勉強を継続するための環境作りは、実は参考書を買ったり机に向かって勉強するのと同じ位大切なことです。
我々が歯ブラシをするのが苦ではないように、とにかく大切なのは習慣化することです。
その際にみなさんの状況にもよりますが、最初の目標は低く設定することが大切です。
あまり勉強習慣がないのであれば、毎日30分〜1時間とか低い目標設定をして、それをクリアした上で毎日2時間前後に伸ばしていくことが大切です。

休日とは言えいきなり1日6時間前後の学習を普通の人はできませんから、まずは2時間〜3時間の少ないノルマを達成して達成感を味わうことが大切です。
ここから先色々な方法論を伝授いたしますが、外国語学習は脳みそ的な才能はいらないものの、継続する才能が必要です。
その才能や適性が比較的欠けている方は、どうすれば継続できるかを真摯に考えてください。
また、そもそもなぜ外国語学習が必要なのかを自問自答することも大切です。
まず何のために英語を勉強するのか考えましょう。
英語が話せるようになって一流大学に合格して、将来お金持ちになりたい。
生々しい目的でも全然構いません。
何でもいいので自分の中で明確に理由を定めることが必要です。

【外国語学習で気をつけること】

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