じゅそうけんとみる 2024年東大合格者数ランキング（1位〜10位）
皆さんこんにちは、じゅそうけんです。
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1年で最も忙しい3月を今年もなんとか乗り切りました。
毎年3/10,11は各種メディアに張り付いて合格速報の発信に徹しており、じゅそうけんの視力を代償に皆さんに東大京大の合格速報をお届けしています。
これを乗り切ったら、今年の残り９ヶ月はもう消化試合と言っても良いでしょう（違）
冗談はさておき、ツイートだけではお伝えできることも限られますので、note の方でもあらためてランキング上位校について見ていけたらと思います。
それではやっていきましょう。
1位 開成中高（149名）
今年も安定のトップに君臨しています。43年連続で合格者数1位を独走中です。
今年の卒業者数は402名なので、だいたい学年の4割弱が東大に進学していることになります。
ただ、10年ほど前と比べると少し数を減らしていることが見て取れます。（2010年代前半には200名近くで推移していた）
一時期に比べて東大合格者が減った一方で、今年は京大合格者を前年から大きく伸ばしており（9名→17名）、海外に出ていく生徒も近年は増加しているとのこと。
このようにあえての京大や海外大に目を向ける生徒も増えているようで、本校の東大至上主義も徐々に緩和されていくのかもしれません。
2位 聖光学院中高（100名）
今年の合格発表祭りで最も話題になった学校の一つでしょう。
今年の卒業者数は229名なので、学年の半数近くが東大に進学していることになります。
ちなみに東大合格者3桁を達成した学校は歴代でわずか12校しかありません。本校は約30年ぶりに新たに歴史に名を刻みました。（スタンディングオーベーション）
一学年のうち現役で東大に合格した割合を示す「東大現役合格者割合」においては、なんと開成をも凌駕しています。（筑駒に次いで全国2位）
「塾いらずの聖光」とも呼ばれるほど手厚い学習サポートが売りの本校。灘・筑駒クラスの名門校となる日は近いのかもしれません。
3位 灘中高（94名）
日本一の進学校との呼び声高い不動の関西トップ校です。近年は雷獣チャンネルなどの影響でさらに全国に名が知れ渡ってきている感じがします。
今年の卒業者は218名であるため、こちらも半数近くが東大に合格していることになります。東大に加え、京大に51名（うち医学科25名）、国公立医学部（理三京医除く）に34名が合格しており、実に学年の8割以上が東大・京大・国医に合格しているという驚愕の結果となっています。
関東であれば、男子の最優秀層が筑駒と開成に分散してしまうのに対し、関西では本校が不動の一強であるため、関西の最優秀層をこぞって回収できているというのが強さの秘訣でしょう。
4位 筑波大附属駒場中高（90名）
前出の灘と並び国内トップとの呼び声高い本校が4位にランクインしました。
卒業者数は163名なので、なんと学年の6割程度が東大に進学していることになります。「東大現役進学率」では本校が今年も安定のトップでした。東大駒場キャンパスが近いのも相まって、「東大附属」とまで呼ぶ人もいるくらいです。
公式HPで公表されている進学状況を見てみると、興味深いことがわかります。意外にも、東大の次に進学しているのは早稲田大、その次は慶應義塾大となっており、京大や一橋といった国立にはあまり目を向けられていないのです。
開成にもこの傾向がありますが、「目指せる人は原則全員東大受験、ダメなら滑り止めの早慶へ」と言うスタンスで、最初から利確的な意味合いで京一工を目指すという動きはあまりないようです。
5位 西大和学園中高（71名）
関西でメキメキ東大合格者数を伸ばしてきている新興勢力です。
こちら中高一貫の共学校で、共学の中では本校が合格者数日本一です。
今年の卒業者数は341名で、およそ5人に1人が東大に合格している計算になります。
関西の東大進学校といえば、灘に次ぐのは東大寺や甲陽学院と言うイメージのある方も多いと思われますが、実は近年は本校が（東大進学率という観点では）灘に準ずる位置にいます。
実は以前は文武両道を掲げる学校だったのですが、あるタイミングから学業重視スタイルに「全振り」するようになっていきます。スパルタな学習指導が功を奏し、全国有数の東大進学校に変貌しました。
10年ほど前は京大進学校として有名で、京大合格者数で1位になったりもしていたのですが、2019年頃から完全に東大シフトに切り替えます。優秀層がこぞって東大を目指す流れが確立し、4年連続で東大70人超えを達成しています。
6位 渋谷教育学園幕張中高（64名）
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