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武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論 第四会 川上元美さん 6月8日

1.川上元美さんについて

今日クリエイティブリーダシップ特論の講師は大変有名な巨匠川上元美さんである。1960年代、ミラノに建築事務所で勤務したことがあり、クラフト、
プロダクト、家具、空間などデザインし、主な受賞もはや数えないぐらい。

様々な現代デザイン史のような素晴らしい作品を見たあとで、一番驚くのは「鶴見つばさ橋」という橋のデザイン。

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引用:http://www.motomi-kawakami.jp/works/works09_01.html

ほんとに仮想世界のような雰囲気で、形容詞がないほど

実は私いつも3Dモデルをつくって「モデルのディテールがないと現実と似てない」と思いながらモデルも表面をきれいにしないようにつくるけど、鶴見つばさ橋がきれいすぎて逆に現実世界と似てない気がするから、仮想世界のような雰囲気出てきたかも。スティーブ・ジョブズも「この世界のあらゆる物は長方形じゃなくて角丸長方形だ」という現実世界と仮想世界の違いを語った。この橋の写真をみたら、角丸長方形的感じがなくて一つの仮想世界に似ている理由ではないだろうか。

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引用:https://99percentinvisible.org/article/circling-square-designing-squircles-instead-rounded-rectangles/

プレゼンテーションで様々なイスのデザイン見ると、一番気になるのはこれ、前に完成した課題の感覚と似て、イスとコーナーテーブルつながってスペースをつくる。が、自分の課題完成しても実現する方法まだ考えてないけど、川上元美さんのデザインを拝見したらなんか実現できるアプローチ見つけたかも!笑

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引用:http://www.motomi-kawakami.jp/works/works06_01.html

2.迷い

また、まえと同じく、今回のプレゼンテーションから生まれた自分の迷いをここに書いて考え続かないと。

川上元美さんのデザインをみたら結構カッコよくて、現代デザインを代表されると評価しても言い過ぎないが、どのようなデザインやジャンルがいまを代表できるのか?

3年前から「ポスト・インターネット・アート」というジャンル(まだ概念化されていないが)を興味を持ち始めて今の時代が表せるアートジャンルを研究していた、Katja Novitskova、DIS、Simon Dennyなどアーティストやアーティスト・グループがインターネットに関する言語で哲学を可視化している。興味が持つ方はぜひ調べていただければ嬉しい。

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"Watermarked" Kenzo mens Fall/Winter 2012 by DIS

引用:https://www.aqnb.com/tag/moma-ps1/

前の問いに戻すと、ポスト・インターネット・アートから一つの新しいデザインジャンルが生まれる可能性もあるかなぁと。

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