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大好きな海 徳之島

父の仕事の都合で与論島に5年ほど住んでいたことがある。
小さな島で 周りは東シナ海 サンゴ礁の島なので ハブがいなかった。

よく父は妹と私を 海に連れて行ってくれた。
父は「晩御飯を取りに行こう♪」と言って 妹と私を 家から5分ほどの
海に連れて行ってくれた。日中は暑いので 夕方 浜辺に降りた。
真っ白な砂浜を父を先頭に 父が足で砂浜を掘っていく そのあとを
妹と二人で貝を探しながら ずーっと岬まで 歩いた。
砂浜は夏の暑さを残して 熱く 岬に着くころにようやく ひんやりした
海水を感じることができた。

 島の他の砂浜にも行った。そこはちょっとした入り江に
なっていて サンゴ礁が広がる岩場 妹と二人はスプーンを持たされ
父がとってくれた ウニを食べた
ウニは半分に割ってあり 海水で洗って食べる ウニは
最高に美味しかった!!

与論島には幼稚園から小学4年までいたかな?なにせ大昔のこと。。
暑いので 午後からは昼寝の時間があって(夏休みの間)
妹弟3人 母のそばで 昼寝をさせられた。
私は昼寝が嫌で 母が寝たのを見計らって 浮袋を持って一人で海に
遊びに行った。海が怖いと感じたことはなく、多分 父から教えて貰って
少しは泳げたんだと思う。
浮袋をお尻にはめて 波打ち際をプカプカ。。。気持ちよかった。

 小さな波がきて あっという間に 浮袋がひっくり返り 頭が海の中
必死でもがくが 浮袋にぴったり、はまったお尻が抜けない。
苦しくて、あっ、死ぬかも と思った 瞬間 お尻がするっと抜けた。。。
海に私 一人 誰もいない  怖かった~~~。

その時はじめて 海が怖いと思った。
それからも私は ちょくちょく昼寝を抜け出して一人で海に行った。
あんなに怖かったのに・・・誰もいない昼下がり
ぼーっと浮袋で浮いてた。

父が停年になり、妹家族も一緒に徳之島に帰郷したある年
 与論島に行ってみようと話が
盛り上がり 二家族で 懐かしい与論島へ
与論島は めちゃめちゃ変わっていた。
観光地になっていた。ホテルもお土産屋さんも たくさん!
(徳之島は なんにもない。ごめんなさい、数件のホテルとお土産屋さんは
 あります。) 

砂浜が浮き上がってくる百合が浜へ。
与論島の大金久海岸沖合1.5㎞にぽっかり浮かぶ砂島 春から秋にかけて
中潮から大潮の干潮時に姿を洗わす砂浜 真っ白でとてもきれいです。
そこで星砂を集めたり、バナナボートに乗ったりしました。
バナナボートは見るより乗ってみると ものすごく楽しくて 何度も
海に落ちて(救命胴衣は乗る前に全員着ます)塩水も飲んで・・・
息子がハマって 本当に何回も乗った。
ジェットスキーも・・・・他の乗り物もあったかも・・
バナナボートも沢山出てて 楽しかった~~。

徳之島 父の退職後 家族でよく出かけた。
父が釣りをしているそばで 貝を取ったり、泳いだり潜ったりした。
父が「じゅんこ、サンゴ礁の穴に入るなよ、光が見えるから大丈夫だと
勘違いして 出てこれなくなった人が 何人もいる、穴には入るな!」と
サンゴ礁の大きな穴にはいると トンネルのような 穴がある
上を見上げると キラキラ太陽が輝いている。
近くに色とりどりの小魚がいて ついて行ってしまいそうになる。

サンゴ礁もきれいで 小魚に誘われる。
好奇心一杯の私は 父からの注意がなければ 誘われたかもしれない。

 

徳之島 与論島、ベネズエラ近くのマルガリータ島でみたカリブ海
マイアミビーチ 石垣島 島根県でみた 冬の日本海

たくさんの海を見てきた 

ん・・・・・

私は 徳之島の海が好き!

サンゴ礁だまりの色とりどりの小さな魚たち ゲジゲジみたいな変な生き物
石をもちあげると ガサゴソちいさな蟹たちが 動く
クーラーボックスを方にかけて サンゴ種の上を歩く
半日歩いて 真っ赤に日焼け 肩に水膨れができて病院へ行った。
先生が「内地の人は すぐ無理をする これはけっこうひどい火傷だよ」
 塗り薬を出してもらった。
痛くてお風呂も入れないし・・・次は上着をきて海に行く!!














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