見出し画像

遅ればせながら、真鍋淑郎先生、2021年ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます。とはいえ、今回のニュースを聞くまでは、真鍋先生のことは知りませんでした。正直のところ、研究の内容もきちんと理解したとは言えません。高校物理の範疇で分ければ、物理というよりは地学の分野ですから、僕の関心からはおよそ遠い所にありました。しかし、真面目に情熱を持って研究に没頭する学者先生が大金を手にすることは、大いに喜ばしいことです。ノーベル財団はもっともっと沢山の真面目で優秀な学者先生にお金を配ってあげるべきです。
とはいえ、ノーベル賞専攻委員会には、僕は少なからぬ疑念を持っています。国際オリンピック委員会ほどのことはないでしょうが、政治的な思惑が渦巻いているように見えます。マスコミがノーベル賞、ノーベル賞と騒ぐのもよくありません。ノーベル賞に限りませんが、賞をもらったとたんに掌を返したように崇め奉る人を僕は信用しません。人の値打ちは賞で決まるのではなく、その人の生きざまで決まるはずです。
いずれにせよ、権威というものを手にした人や組織には、つねに監視の目を注がねばならないと思います。ノーベル賞とは関係ありませんが、ローマカソリック教会などはその典型ではないでしょうか。

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは活動資金として使わせていただきます。