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手術当日 点滴ができない私

◆4/15 (木)人生初手術

起床は 6:00
検温や血圧等を看護師さんのチェックを受けました。特に異常なしでした!このときは、手術するんだという実感がまだありませんでした。

同室の患者さんも今日手術のようだ

お向かいのベッドから、看護師さんと患者さんの話が聞こえてきました。聞いたところ、午前中に手術があるとのこと。その方も全身麻酔をするようで、事前に点滴をしていました。

・・・_:(´ω`」 ∠):_?点滴?なにそれ聞いていない_:(´ω`」 ∠):_

もうそこから私の脳内は、点滴への恐怖でいっぱいいっぱいでした。注射・採血よりも点滴が怖いんです。ずっと繋がれている感覚がどうしてもダメで、逃げ出したくて仕方ありませんでした。このとき、7:00頃でした。

ついに私の番…

10:30頃 看護師さんが「点滴の準備をはじめますよー」と笑顔で来てくれました。私は、点滴がどうしても怖いと相談しました。もうその時点で、手が痙攣しはじめておりました。看護師さんは、相談してくるとナースステーションへ戻っていきました。待っている間にどんどん震えが大きくなり、呼吸も乱れていくのが分かりました。

そこへ看護師長さんが来てくださり、私の状態を見てこれはダメだと判断し、麻酔科の先生にかけあってくれることになりました。結果、点滴はオペ室に入ってからしてくれることになりました。

このときの私の状態はというと…借地借家法さま(フクロウのぬいぐるみ)を抱きしめ(※ふとんで隠してました)、震えて涙が溢れっぱなしという、なんとも成人女性とは思えない姿でした(笑)25歳でーす!!!
看護師長さんにお礼を伝え、謝りました。そのときに、「その子(借地借家法さま)はなに?」と気づかれ聞かれました。恥ずかしかったけど素直に答えました。

私「一人になるのが怖かったので連れてきました。病院怖いし、嫌なんです…」
看護師長「かわいいね!いいじゃん!その子が守ってくれるよ!さっきもね、その子が見えてたのよ(笑)耐えようと頑張ってるの分かるから、もう我慢しないでいいよ。怖いものは怖いで大丈夫だよ。」

借地借家法さま連れてきてよかった。。。守ってくれてありがとう。
※先輩からもらったお守りとセットになって、最強のお守りになりました★

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手術までの待ち時間

点滴は先延ばしにしてもらえたが、麻酔をするために必要だったため、逃れられたわけではありません。私は、点滴への恐怖と自分の情けなさにまたも凹んでおりました。一人では乗り越えられる気がしなくて、仕事中の師匠に情緒不安定のままLINEをしました。オペ室行く前に返信くるか分からないけど、どうしても師匠の言葉が欲しかったんです。スマホを握り待っていると、なんと着信!!!!電話きました!!!!!(;;;°;ω°;):

急いで電話できる場所へ移動し、掛けなおしました。師匠は泣いている私を落ち着かせ、楽しくなるように話をしてくれました。手術への捉え方や切替方も教えてくれ、私の気持ちを変えてくれたのです。捉え方を変えてみると、未来が明るく見えてきて、最後には点滴もできる気がしてきました!改めて私には最強の味方がいると思えました。師匠のおかげで覚悟を決めることができました。

いざオペ室へ

ストレッチャーでオペ室へ運ばれました。オペ室は、キラキラしてました。照明とかが眩しかったです。キョロキョロしつつ点滴やってやんよ!!!と挑んだ矢先、麻酔科の先生より「笑気ガス吸ってもらって、眠ったら点滴するねー!」と言われて、( ゚д゚)ポカーンとなりました(笑)いや嬉しいけど、え???( ゚д゚)ポカーン

その後、笑気ガスを5回くらい吸ったと思ったら、起きたときにはベッドの上でした。全身麻酔したら、寝てるうちに手術が終わるって聞いてたけど、本当でした!しかし、様子がおかしかったのです。病室が暗かったのです。病院の消灯時間は21:00です。※下記写真は、戻ってきたときに撮ったものです。

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私の手術予定では、長くても手術時間は2時間。そこまで長くなるはずないから、尿道カテーテルも入れないとのことでした。それがしかし、21:00過ぎてるわ、カテーテルついてるわで、なにがあった?!と困惑を隠せませんでした。

手術直後のまとめ

・手術時間 14:30~19:30 (おそらくこれくらいです)
・目を覚ましたのは、21:00過ぎ。
・麻酔の副作用:喉が痛い、声が上手く出せない、悪寒、吐き気
・発熱38度ほど
・想定外の尿道カテーテルが装着されていた
・喉が渇いているのに、水を飲むことでさえ気持ち悪い
・レトルトの夕食が用意されていたが、食欲がなく断念

その日の夜

各所に手術終了の連絡をしたところ、あまりにも連絡がないから何かあったのでは?とかなり心配かけてしまっておりました。
目を覚ましたときは、麻酔のおかげで痛みはそこまでありませんでした。しかし麻酔が切れたあたりには、ズキズキじわじわと鈍い痛みがあり寝付けませんでした_(-ω-`_)⌒)_

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