夢を語り夢をもたせ人を巻き込むことの代償
さて。夢を語り、その夢で人の気持を掻き立て、人を夢に巻き込んでいく。
コレ自体は非常に素晴らしい事であると思う。
が、近頃多すぎやしないか?
ネットが発達して自分の夢を不特定多数に語る事ができ、またその夢に賛同してもらう事も実際に金銭という形で応援してもらう事も可能になった。
が、
それに比例して語った夢をちょっとの失敗で諦めてぶん投げする事例も多くなってきた気がする。
ワシも仕事柄目標(一種の夢・あまり夢とはいわんけど)をもたせる事は大事だと思ってるからこそ、そこには相当慎重になっている。
安易に夢を持たせない。冷たいかもしれないけどコレってホント大事で。
銃夢LastOrder2巻
ほんまコレで。
夢をもたせて、それを叶えさせてやれなかった。
この罪意識が半端なく大きくのしかかるわけで。
いやそんなの罪じゃないよ、って言われるかもしれないけど自分にとっては罪なんだよね。ほんと打ちひしがれる位の絶望感と自己否定感が襲いかかってくるわけで。
だからコソ、安易に夢を持たせる事をしなくなった次第で。そんで人の語る夢も特定の条件が揃わない限り信じない。
で行き着いたのがコレ
銃夢LastOrder2巻
言葉じゃなくて行動を信じる。
どんな大きな夢も楽しそうな夢も行動を伴わなければ単なる戯言であり虚言であり妄想。
ただね。夢を持つな、語るな、広げるな、巻き込むな、って事じゃなくてね。
銃夢LastOrder2巻
結局な所コレなのよね。
夢は大事。ただね。
夢に人を巻き込んでいく事はその罪を同時に背負っていう事になっていて、それを叶えるべく行動しなければ、その罪は贖えない、って事なんだよね。
ワシは夢と目標は別物と考えてるからこういう事になるのかもしれないけど、
自分がやろうとしている事を声に出して言うって事
は、それくらい大事な事なんだぜ、って事は知っておいてもらいたいって事なのよね。
銃夢はいろんなシリーズあるけど、このサーガは無印から読んでいかないとつかめないと思うので是非読んでみて欲しい次第。
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