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都立入試社会地理対策について記事を書く。

以下、平成30年都立入試問題。

では問題文を読むと、

「〔問1〕次の表のア~エの文章は,略地図中に□で示したA~Dのいずれかの県の自然環境と農業の様子についてまとめたものである。A~Dの県のそれぞれに当てはまるのは,次の表のア~エのうちではどれか。

と書かれているので、まずA~Dの県について確認していこう。そうすると、

A…岩手県 B…鳥取県 C…高知県 D…長崎県

となる。

そして選択肢ア~エの文から、どこの都道府県となるかを確認していこう。以下確認すると、


海岸部には複雑に入り組んだ海岸線(=リアス海岸)が見られ,西部には南北方向に山脈(=奥羽山脈)が走り,夏季には寒流の影響により冷たく湿った北東の風が吹き込み,冷害(=やませ)となることがある。
⇒A…岩手県


○多数の半島や島々が見られ,南東部には火山が位置し,海洋から吹き込む風の影響で年間を通して温暖である。
⇒D…長崎県


北部には東西方向に山地(=四国山地)が見られ,暖流の影響で年間を通して温暖となる南部には,台風の通過などにより多量の降水量がもたらされることがある。
⇒C…高知県


○西部には火山が位置し,北部には平野が広がり,冬季には北西から吹く風の影響で積雪が見られる。
砂丘(=鳥取砂丘)が広がる地域では,スプリンクラーなどの灌漑設備を利用して,果樹などの栽培が行われている。
⇒B…鳥取県

となる。

今回の問題も、選択肢の文からキーワードを拾い、そこからどの都道府県かを選択できれば解くことができる。

世界地理だけでなく、日本地理においてもこのような問題が出題されるので、ぜひ解けるようにしていこう。

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