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都立高校入試に合格するための「春休み」の戦略。

都立入試合格に向けて、春休みにやるべき戦略について書いていく。

春休みはどちらかと言うと、

夏,冬

に比べれば圧倒的に緩やかな時期。

まだ志望校等がはっきりしていない子も多く、ゆっくり勉強をスタートする子も多い。

もちろん一人一人状況が異なるので、誰もが同じように取り組んでいてはけして合格はできない。

しかし全員に共通することとして、

中1,中2の内容の基本

を完璧にしよう。

中1,中2までの内容で入試は約7割以上構成される。

そのため基本的なことをしっかり理解して定着できるようにしよう。

その基本と言うのは、

教科書レベル

の内容だ。

教科書の太文字レベルの内容をしっかり定着するだけでも、今後の受験対策では大きく加速できる。

夏休みになると、その基本知識を使い、実際の入試問題に近い高度な内容を扱う。

冬休みはむしろ過去問に即した実践的な内容を行うことが多いので、実際に基礎を勉強してる時間はない。

つまり

春=基礎基本の理解と定着。
夏=基礎から応用力の実力養成。
冬=入試問題に即した実践力を養成。

とそれぞれの季節ごとにやるべきテーマが大きく異なってしまう。

だからこの春こそ中1,中2での内容をしっかり定着できるようにしよう。

特に英語,数学では、中1内容がしっかり理解できていなければ中2内容の理解度も浅くなる。

だからこそ、時間がかかる科目であると言うことを肝に銘じ、春だけでなく

夏までかかる

と言う覚悟を持って取り組もう。

また受験ではだけではなく、定期テストに関しても数学,英語は特にすぐに伸びるものではない。

それは今までの

積み重ね

が全てを決めるから。

しかし1日でも早くその弱点に向き合わなければけして改善される事はない。

特に現状躓いている子は克服するのに時間がかかってしまうけれども、

「必ず克服する!」

と言う強い気持ちを持ってこの2科目は取り組んでもらいたい。

また近年は

理科が苦手な子

が増加している。

特に

物理,化学分野

が苦手な子が多く、この辺の内容もすぐにでも復習をしていこう。

そうでなければ入試がある冬に間に合わない可能性も高い。

国語であれば、

小学生からの漢字(5級〜4級レベルまで)

をしっかり身につけていこう。

最初に話したとおり、この時期だと

「入試までまだまだ先!」

と思っている子が1番危険。

それは1日1日勉強できる時間は限られているし、

「あっという間」

に入試本番を迎えてしまうから。

自分が想像している以上に勉強は簡単に定着しない。

だからこそ

「寒い冬の入試」

を意識し続け、自分が

「どうしても行きたい!」

という高校のために今を犠牲にするつもりでやれるかどうかが重要だ。

受験勉強に費やせる時間は想像以上に少ないからこそすぐにでも始めていこう。

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