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定期テストが終わると結果が返却され、もちろん良かった科目、悪かった科目など出てくる。

しかしけして「結果ばかり」を気にしすぎてはならない。

それは主に以下の点が挙げられるからだ。

・定期テスト範囲には無茶があることも多い。
⇒「理解」を要する問題などはできるようになるまでに多くの時間を必要とする。その為、テスト期間などもあって一生懸命取り組んでも、なかなかモノにできないことも非常に多い。
教科書カリキュラムの理想どおりに「子どもたちの脳がついていかない」事が多々ある。そういった多くの時間と演習訓練を要する問題等に関しては、けしてマイナス的に見なくて良い。

・定期テストは入試から逆算されたものではない。

⇒定期テスト内容がそもそも「悪問」が多く出題されていることもある。つまり入試への実力を養成するのとは、けして関係ない問題等が出題される。それはテスト対策してもなかなか点数にも結びつかないものが多いと認識しておくことも大切だ。

・定期テストに入試レベルの問題が出題される

⇒学校の定期テストは基本的に「学校で学習した内容」を確認していくという問題として作成される。しかしそうではなく入試レベルの問題を入れる学校もある。入試レベルの問題を解けるようにするには、それなりの訓練を「長期間」にわたって対策していかなければ得点にすることは容易ではない。
つまり「定期テスト期間内」で得点にするには非常に無理があり、なかなか点数にするのが難しい。

以上のように定期テスト結果を気にしすぎない方が良い理由を書いたが、それを踏まえてどうしたら良いかというと

・結果よりも「過程」を重視する!(勉強は何よりもプロセスが大事。)

・各科目各単元の「基礎基本」ができているかを確認する!
(応用には時間がかかるため。)
・英語は「小学生」からガッツリやっている子が有利で、数学は「中学受験経験者」が有利なため「受験学年の中3」へ向けての「学習戦略」を考えていく!

・受験学年の中学3年生では、「差」が縮まってくるからこそ、そこで「勝負」するつもりで「中1,2年生」を冷静に現状を分析しながら過ごす!

以上のようなことが大切になると思う。

けして不安に煽られ、間違った方向だけに行ってはいけない。

もちろん、やるべきことが放置された状態などは1日でも早く行動し対策しなければならないが、あくまでも「時間」を必要とすることは「待つ」ということを意識してほしい。

筋トレと同様にコツコツ積み重ねることで、数ヶ月年単位で成果として現れる。

その視点で取り組んでいこう。

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