【都立入試戦略】令和6年度「社会」の都立入試分析ポイント
こんにちは!
今回は「社会」となります。
以下が今年度の都立入試のポイントとなります。
最後にその分析から
「令和7年度へ向けての考察」を書いてます。
ぜひ参考にして下さい!
※以下のレポートは、
「東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査」
の報告書を参考にしております。
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令和6年度「社会」の都立入試分析ポイント
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1. 出題の方針
・目的: 地理、歴史、公民の各分野について、基礎的,基本的な知識,理解及び技能を問うとともに、地図や統計資料を活用して社会の事象を多面的,多角的に考察し、適切に表現する能力を評価。
2. 各問の狙い
・基礎知識の確認: 地理、歴史、公民の各分野について、基礎的,基本的な知識,理解及び技能を問う。
・資料の活用: 地図や統計資料を用いて、特定の地域や国の特徴を考察する能力を評価。
・歴史の理解: 歴史的背景を踏まえ、自然環境や産業の変遷について考察する力を測る。
・現代の社会問題: 現代社会の諸問題について、多角的な視点から考察し、適切に表現する力を問う。
3. 得点分布状況
・平均点: 55.5点(昨年度より0.1点減少)。
・分布のピーク: 65〜69点から70〜74点に移動し、80点以上の受検者の割合が7.3%から18.7%に増加。
4. 正答率分析
・”高”正答率の問題: 基礎的な知識を問う問題や簡単な資料の読み取り問題は高得点。
・”低”正答率の問題: 複雑な資料の活用や歴史的背景に関する問題が低得点。
5. 改善の視点
・基礎知識の強化: 地理、歴史、公民の基礎的,基本的な知識を確実に習得する。
・資料活用力の向上: 地図や統計資料の読み取りや活用を通じて、多角的に考察する力を養成。
・歴史的背景の理解: 歴史的背景を踏まえて現代の問題を考察する力を強化。
6. まとめ
・総評: 基礎知識の強化と資料活用力の向上が必要。
・対策: 継続的な基礎知識の学習、資料の読み取り練習、歴史的背景の理解を深めるための指導が重要。
●今後の具体的な3つの対策●
1.地理的な知識の基礎理解と活用力を高める!
地形図や統計資料を活用して、地理的な特徴や統計情報を正確に理解しましょう。基礎的な地理知識を確実に身につけることが大切です。
2.歴史的流れの理解をする!
歴史的な事象やその背景を深く理解するために、地理や時代の流れを把握する練習を行いましょう。また歴史的理解だけでなく、地理的観点からも考察することが重要です。
3.情報の整理と表現力の強化を図る!
統計資料や地図を活用して情報を整理し、自分の言葉で説明できるように練習しましょう。特に、説明文を書く際には、具体例を挙げてわかりやすく伝えることが求められます。
このように、社会の試験は基礎知識と
資料活用力をバランスよく問う内容です。
日々の学習においてこれらのポイントを意識し、
基礎知識の向上を図りながら、資料の活用力や
歴史的背景の理解を深めていきましょう!
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