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「都立高校志望校」を1月中に決定しなければならない理由とは?

都立入試まで約1ヶ月を切った。

「都立入試本番までに間に合うかな…。」

と思っている子も多いはず。

しかしここで都立入試本番へ向けての「志望校選び」のポイントを確認していきたい。

都立入試を受ける受験生によっても、もちろん

受験状況

は大きく異なる。

・絶対都立高校
・不合格なら併願校
・都立高校でも私立高校でもどちらでも良い。
・都立高校が万が一合格すれば進学する。

など。

一人ひとりによって同じ都立入試でも状況が異なるため、同じような考え方で受験プランを考えることは難しい。

だから今回は

絶対都立高校に進学したい!

という子向けに伝えていく。

都立高校一般入試は

2月下旬

に行われる。

そのため、

そこまでに第一志望校へ合格できる実力をつけていけばいい。

と考える子が多い。

しかし、実際はそれでは遅い。

なぜならもし第一志望校へ実力が到達できずに不合格になった場合は、

二次募集(分割後期募集)

になってしまうからだ。

そうなると自分が進学したいと思える高校はほとんどなくなる可能性が高く、難しい受験になってしまう。

だからそうなる前に、

志望校を下げる

という選択肢を考えた方がいい。

そうすることによって「第2志望校」であっても自分が進学したい高校はあるから。

けして安易に

「不合格ならば二次募集を受ける…。」

と考えないようにしよう。

ではそしたら、

いつまでに第一志望校を受けるかどうかを決めればいいのか?

という疑問が生まれるが、それは

遅くても1月中

になる。なぜ1月中なのかと言うと、

出願前

に受験校を決めなければならないからだ。

出願後にも「願書取り下げ」ができるが、けしてそれを安易に行う意識は持たない方がいい。(また中学校の担任の先生によっても取り下げをあまり好まない方もいる。)

ではそれまでにどのように決めればいいのか?

それは今まで受けたVもぎ,Wもぎや、都立入試過去問5科目合計点で決めていこう。

具体的には

Vもぎ,Wもぎで毎月安定して「A判定」を取れている。
都立入試過去問5科目総合得点で安定して「目標得点」に到達できている。

ができているかどうかだ。

それが達成できている場合は第一志望校に出願して問題ない。

合格可能性が十分あるから。

しかしその反対に

Vもぎ,Wもぎで毎月C判定以下…。
都立入試過去問5科目総合得点目標得点に到達できていない…。

場合は志望校を下げて出願した方がいい。

もちろん本来は「第一志望校を受けたい!」という気持ちが強いかもしれないが、

リスクを考慮してのベストな選択

を考えときに「志望校を下げる」方が良いから。もちろん、

不合格であれば私立へ進学する。

と既に決めている場合は第一志望校合格へ向けてひたむきに頑張ってほしい。

しかしそうでない状況であれば、けして危険な受験をせずに

次のステップ

を考えながら今後を過ごしてほしい。

今まで第一志望校へ向けて勉強してきた時間はけして無駄にはならない。

その第一志望校を目指してきたからこそ、

今の成長

があるから。だからもし志望校を落とすことになっても引き続き前向きに受験勉強に取り組んでほしい。

ここでやり切って、合格することが

次の高校生活でのスタートダッシュ

を決めるから。

どちらにしても残りの受験までの時間は一生懸命頑張らなければならない。

一生に一度しかない高校受験をやり切って、今後の人生での糧にしてほしい。

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