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都立高校受験生が夏休みに意識すべき7つのポイントは?

都立高校受験生とって、年間通して1番勉強できる時期は夏休みになる。

まさに夏を制するものが「受験のファーストステージ」を突破するといっても過言ではない。

その夏休みは

「約1ヶ月」

と短い期間だからこそ

「どのように過ごすべきか」

の「最重要7ヶ条」を伝えていく。

①早寝早起きを徹底する。
→勉強はもちろん、朝に学習したほうが脳にとっても効果が高い。しかしそれ以上に重要なことがある。それは入試は「必ず朝」に行われることだ。朝型の生活でなければ入試では不利になる。そのため日ごろから朝型を心がけて生活していくことが受験を突破するうえで必要不可欠になる。たとえ塾などが休みであっても、「就寝時間,起床時間」を崩さないようにしよう。
②朝は「理解型,思考型」の学習を行う。
→朝は1番頭がスッキリしている時間帯。そのため朝は「思考したり理解する問題」に取り組もう。たくさん問題を解くよりも思考することが大事だ。都立入試では膨大な数の問題が出題されるわけではないので、1つ1つしっかり理解して正答させていくことが大切になるから。特に夏は「理解」が深まったら「量」を増やす意識を持とう。量に重点を置いてしまうと雑になってしまう子も多い。それぞれの科目において「暗記,理解」を棲み分けし「午前中」に理解型,思考型を徹底してほしい。
③お昼休みは休憩時間を決めておく。
→休憩は必ず取ろう。その際は必ず時間を「設定」することが大切。そうでなければダラダラなってしまうのがこの休憩の怖いところだ。「○時から勉強する!」などしっかり設定しておけば質の高い休憩が取れてすぐに行動できる。
④お昼過ぎは少し「暗記型」に取り組む。
→昼食を食べた後は集中力が落ちやすくなる。そこで暗記型の勉強に取り組もう。やるべき内容を変えるだけで集中力も変わり、高いモチベーションで取り組むことができる。また徐々に集中力を取り戻したら「理解型,思考型」へ移行しよう。
⑤夕方までは「理解型,思考型」の問題に取り組む。
→徐々にエンジンがかかってきたら再び「理解型,思考型」に戻そう。入試問題は知識だけではなく、その理論や理解ができていなければ得点できない。ちょっとしたことも何度も調べながら、知識を繋げていくことを意識しよう。
⑥夜は「暗記型」を詰める。
→夜になってくると午前から勉強していた脳がフルに使われて理解度が落ちてくる。そのため「暗記型」へシフトしていこう。その後寝ることによって記憶に繋がってくるからこそ、その時間帯にやるのがベストだ。また「翌日の最初」に復習することによって記憶がより深く定着してくる。そのサイクルを意識してほしい。
⑦9月以降は時間がないと知る。
→夏休みにモチベーション高める方法として「9月以降は時間がない」と知ることだ。また学校が始まり、行事や定期テストなど様々な時間が取られてしまう。そうなると9月以降に飛躍的な成績UPは難しい。また9月以降は夏休みに取り組んだことを土台として成績が伸びるかどうかが決まってくるからこそ。

以上のように受験勉強は「知識の暗記,理解,思考」と「3つのバランス」が伴ってこそ得点化される。

つまり「1日24時間」の中でそのバランスを作りあげた学習習慣にすることが重要になる。

夏休みこそ、そのサイクルを取るのに十分な時間が一番あるのでそれを回すことを意識してほしい。

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