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都立高校入試社会「歴史明治時代以降年代整序」対策

都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問4〕⑷国際関係の変化が我が国の食生活にも大きな影響を与える中で,政府は国民の食生活に大きく関わるようになった。とあるが,次のA~Dは,明治時代から現代にかけての食生活に関連した出来事,政府と国民の食生活との関わりについて述べたものである。時期の古いものから順に記号を並べてあるのは,下のア~エのうちのどれか。

と書かれているので、A~Dの文章を以下確認していくと

A  国際社会に復帰する中で,高度経済成長による所得水準の向上によって,食の洋風化が進み,米が生産過剰となったため,政府は,米の減反政策を行った。
⇒1950年~1970年

B  日米間の貿易摩擦
が拡大する中で,我が国の農産物輸入自由化が求められ政府は,牛肉やオレンジ,小麦などを自由化した。
⇒1990年~

C  世界恐慌による深刻な不況
と,豊作に伴う農産物価格の暴落及び都市の失業者の流入により,政府は,生活が苦しくなった家庭の児童を救済するため学校給食を奨励した。
⇒1929年

D  欧米の文化が取り入れられ
,都市を中心に伝統的な生活様式が変化し始める文明開化の中で,政府は,牛肉を取り扱う業者に営業許可証を与えた。
⇒明治時代初期

以上の太字部分に注目しよう。そこから解答はエのD→C→A→Bとなる。

特に江戸時代以降の年代整序問題では時代の流れがしっかり理解できていない受験生も多いので、差が出やすいところになる。

社会で高得点を取らなければならない受験生は毎回伝えているとおり

江戸時代以降の歴史をひとつひとつ丁寧に学習していく

ことをぜひ心がけて都立入試社会を乗り越えられるようにしていこう。

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