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都立高校入試社会「日本地理都市選択問題」対策

都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問2〕次のⅠの表のア~エは,略地図中にW~Zで示した新潟市,浜松市,岡山市,福岡市の,2010年における人口,製造業事業所数,製造業事業所数のうち食料品製造業事業所数及び輸送用機械器具製造業事業所数,耕地面積,耕地面積のうち田耕地面積及び畑耕地面積を示したものである。Ⅱの文章は,W~Zのいずれかの都市についてまとめたものである。Ⅱの文章で述べている都市に当てはまるのは,Ⅰの表のア~エのうちのどれか。

と書かれているので、W~Zがどの都市になるのかを確認しよう。以下確認していくと

W…新潟市
X…浜松市
Y…岡山市
Z…福岡市

となる。そこからⅡの文章のポイントを確認しながら、Ⅰの表を照らし合わせていこう。以下Ⅱの文章を確認すると


我が国で最も長い河川(=信濃川)の下流部に位置し,米の単作地帯として発達してきた。2010年には耕地面積の8割以上で稲作が行われているが,大根やキャベツなど野菜の生産も見られる。

○物流の中心地であり,2010年にはこの都市や周辺地域で生産された農産物などを加工する食料品製造業事業所数は200を超えており,煎餅などの米菓も生産されている。

と書かれているので太字の箇所を確認していこう。そうするとⅡで書かれている都市

新潟市(W)

となる。そして以下Ⅰの表の黄色のマーカーで引かれたポイントと照らし合わせると

答えは新潟市のエとなる。

ちなみにェ以外のすべての選択肢の都市を確認すると

ア…福岡市(Z)
ィ…岡山市(Y)
ウ…浜松市(X)

となる。もちろん入試本番では新潟市のみをしっかり判断できれば正答になるが、練習の段階ではすべての選択肢を選べるように準備していくが大切になる。

つねにそのような心構えで社会学習をすすめていこう。

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