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都立入試理科化学分野について記事を書く。

以下、平成28年都立入試問題。

では問題文を読むと、

「〔問3〕<レポート3>から,気温24℃,湿度80%の空気1mを18℃まで冷やしたとき,水滴として発生する水の質量として適切なのは,次のうちではどれか。」

と書かれているので、まず

気温24℃,湿度80%のときの、空気1㎥中に含むことができる最大限の水蒸気の質量〔g〕

を計算していこう。そうすると、

21.8g/㎤×0.8(=80%)=17.44g/㎤

となる。この問題は、そこから

18℃まで冷やしたとき

と書かれているので、そこから

気温18℃の空気1㎥中に含むことができる最大限の水蒸気の質量〔g〕
15.4g/㎤

を引こう。

つまり、

17.44g/㎤ー15.4g/㎤=2.04g/㎤

となるので、答えはイの2.0gとなる。

このように計算は入ってくるが、基本的な飽和水蒸気量の計算のやり方がしっかり理解できていれば確実に解くことができる。

だからこそ、なぜそのような計算をしていくのかと理解していくようにしよう。

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