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都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問1〕次の表のA~Dの文章は,略地図中に■で示した①~④のいずれかの府県の自然環境と人口分布などの様子をまとめたものである。①~④の府県と次の表のA~Dを正しく組み合わせたものは,次のページのア~エのうちのどれか。

と書かれているので、まず①~④の都道府県を確認していこう。以下確認すると

①秋田 ②埼玉 ③大阪 ④熊本

となる。そこからA~Dの文章を確認していこう。以下確認していくと

自然環境と人口分布などの様子


○東部から南部には標高1000mを超える山地が連なっている。北東部の世界最大級のカルデラをもつ火山(=阿蘇山)は,国立公園となっている。

○行政や経済の中心である政令指定都市に全人口の約40%が集中しており,山間部や農村部には,人口が減少し,高齢化も進行している地域がある。

B

○東部及び南部には標高1000mに満たないなだらかな山地や山脈が見られる。面積の大部分を占める地形は,西流する河川により形成された平野となっている。

都心部は人口密度が非常に高く,かつては郊外のニュータウンなどへの人口移動があったが,近年,都市の再開発による都心回帰現象も見られ,人口が増加している地域がある。


東部には南北方向に標高1000mを超える山脈(=奥羽山脈)が,北部にはブナの原生林が分布する山地(=白神山地)があり,中央部には南北方向に山地が見られる。西部の半島は国定公園となっている。

県外への転出者が県内への転入者よりも多くなっており,人口が減少する中で,全人口に,占める65歳以上の人口の割合が40%を超えている地域がある。

D

東部には我が国で最大の面積をもつ平野の一部が,中央部には台地がある。西部の標高2000mを超える山地は,国立公園となっている。

南部には,大都市圏の中心都市へ鉄道等を利用して通勤・通学する人々も多く居住しており,昼間の人口より夜間の人口の方が多くなっている地域がある。


と書かれている太字の箇所に注目していこう。そうすると解答

A…熊本④
B…大阪③
C…秋田①
D…埼玉②

となる。このような問題は

文章からどの都道府県かという根拠を取り出す

ことが正答するうえで、非常に重要なポイントとなってくる。

そのため、各都道府県の特徴をしっかり掴みながら各選択肢の文章から拾い出せるようにしていこう。

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