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Vもぎ,Wもぎで「OODA」手法を使った必ず結果が出る分析手法とは?

今回は、「Vもぎ,Wもぎ分析手法」について伝えていく。

Vもぎや都立入試問題の偏差値を伸ばしたい…!

という子も多い。

しかし、やみくもに勉強しても得点や偏差値を伸ばすことはけしてできない。

ではまず何から始めればいいか?

都立高校判定模試である「Vもぎ,Wもぎ」から分析しよう。

まず行動や計画を立てる前に、分析が重要になってくる。

PDCA

という言葉がある。

これは、

・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)

という言葉の頭文字からできている。

しかし受験においては

模試や入試問題

という「研究すべきもの」があるからこそ、PDCAではなく、

OODA

という側面で受験勉強法を解説していく。

このOODAとは、

・Observe(観察)
・Orient(状況判断、方向づけ)
・Decide(意思決定)
・Act(行動)

とになる。

PDCAとは異なるのは、最初にやることが

分析

することだ。

受験勉強においては

敵を知る

ことが最短距離で合格に近づける秘訣になるので、その考え方を採用していく。

①Observe(観察)
→観察する点は「各科目の得点,偏差値,合っていた問題,間違っていた問題,正答率」だ。そこを入念に確認することから今後の戦略が変わってくる。特に「間違っていた問題の正答率」を最初の分析では重視しよう。正答率が高いのに間違っているのは「上手く解けていないのか、知識が入っていないのか」のどちらかになる。受験では「正答率が高い問題」はけして落とせないからこそ「なぜ落としてしまったのか?」を考えてほしい。
②Orient(状況判断、方向づけ)
→分析したデーターから現状の自分を把握しよう。「得意科目,不得意科目,得意単元,不得意単元,自分の癖」など全体像を把握しましょう。それを正しく把握することにより、この後の計画を決めることができる。ここまでの作業が非常に大変だが、この分析を基にして「今後の戦略」を決めていくことになるのでじっくりやってほしい。
③Decide(意思決定)
→① ②を踏まえいよいよ何をやっていくのかを決めていく作業に入る。その際「何を具体的にやっていくのか」と具体性を意識しよう。具体的でなければけして行動できない。例えば「数学をできるようにする」ではなく「数学の三角形の合同条件を覚えて証明をできるようにする」など具体的にしてほしい。この③での作業によって④への行動へ繋がっていく。
④Act(行動)
→最後は③を実行する段階になる。実行するにはまず③で書き出したことの「最優先事項」を決めよう。全てのことを一気に毎日やることができない。そのため、まずはその中でも最優先にやるべきことを徹底し、1日24時間の中で「いつやるのか」まで細かく組み込んでいこう。ここでポイントなのは「1日を24時間」と思わないこと。睡眠時間を考えて「16時間」で設定し、スケジュールを決めよう。またけして「無理のないスケジュール」にすることが大切だ。つまり「勉強する時間」と「休憩する時間」を上手く考えていく。もちろん理想はすべて勉強の時間に費やすこと。しかしそれではけして長続きしない。④の段階は「サスティナブルな行動計画」が何よりも重要になってくるので、そのイメージができるまでスケジュールを練り直していこう。

以上のように①から④で設定したことを実行すると、結果が必然的に出るようになる。

また上手くいかないことやその時の状況に応じてやるべきことが変化してくる。

その際は①から④に修正を加えながらより「新しいサイクル」を回すように心がけよう。

まずはやり続けながら

「上手くいっていること」「上手くいっていないこと」

の変化に気づきながら随時修正していくことが大切。

そのためには「継続すること」が何よりも重要になってくるので「④までの上手くいくイメージ」が持ててからぜひすぐに行動していこう。

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