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都立入試社会歴史対策について記事を書く。

以下、平成28年都立入試問題。

問題文を読むと、

〔問2〕⑵鎌倉に通じる幹線道路などが整備され,とあるが,次のⅠの略年表は,鎌倉時代から江戸時代にかけての,陸上交通に関する主な出来事をまとめたものである。Ⅱの文章は,ある時期に活動していた人物について述べたものである。Ⅱの文章で述べられている人物が活動していた時期に当てはまるのは,Ⅰの略年表中のア~エの時期のうちではどれか。

と書かれているので、Ⅱの文章で書かれていることを確認しよう。以下確認すると、

伊能忠敬は,幕府の許可の下,全国各地を巡り,海岸線などを測量した。この成果は,日本最初の実測図として知られる「大日本沿海輿地全図」にまとめられた。

と書かれている太字の箇所に注目しよう。

そうすると

伊能忠敬

と書かれているので、その時期は

江戸時代後半の18世紀末~19世紀初め

となる。そこから選択肢を考えていくと、解答は

1716年
●新井白石の意見によって,五街道の名称が定められた。

1857年

●ハリスが米国総領事館から江戸に向かうため,幕府は街道を整備し,外交交渉に備えた。

の間であるとなる。ポイントとして、

新井白石が、江戸時代初期~中期で有名な人物

と理解できていれば正答できる問題にもなる。

難易度的には難しい問題ではある。

江戸時代以降では細かな時代の流れが理解できていないと解きづらい問題も多い。

そのため、この辺りからは細かな知識を意識し学習を進めていこう。

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