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今回は「6月Vもぎを効果的に使う5つの方法」について書く。

6月からはVもぎがスタートする。

そこから都立入試対策として

「Vもぎ活用法」

が今後の都立受験において重要になってくる。

「ただの模試」

として捉えるのではなく、効果的に使うことを意識して受験しよう。

では今回はその5つのポイントを伝える。

①敵を知る。
→敵を知るというのは、「都立入試の傾向」を知ること。定期テストとは異なり、都立入試には傾向がある。Vもぎはその傾向に沿って問題が作成されている。だから「このような問題が出題されるのだなぁ…!」と感覚的で良いので把握していこう。

②自分を知る。
→その問題に対して自分が「何ができたのか?」を把握しよう。「出来たこと、出来なかったこと」を把握することが大事だ。受験は「2月の冬」だからこそ、今はまだたくさん失敗して良い。今回のテストで多くのことを経験できれば良いから。

③「夏以降」への目標を作る。
→たとえ6月Vもぎで良い結果が出たとしても、すべての受験生が今回受験しているわけではないので、けしてそのまま合格することはあり得ない。大事なのは「自分が今後何をやっていくべきか?」という「夏以降への戦略」を立てること。②で出来たこと出来なかったことをしっかりと仕分けし、夏以降への戦略を立てていこう。

④苦手科目,単元をあぶり出す。
→受験することで苦手科目や単元が分かってくる。また学校の定期テストとは異なり実際の入試形態になると、得意科目が上手くいかないこともある。それをしっかり把握することが大切だ。把握しなければ今後改善をすることができないから。出来ないことほど認めて、それを改善する姿勢があれば良い。だからどんどん出来なかったことをあぶり出しいこう。

⑤志望校との差を把握する。
→志望校の差とは偏差値、内申点である。「内申点」であれば学校の定期テスト,小テスト,授業態度などを改善し、1つでも多く高めていかなければならない。「偏差値」であれば今後のVもぎで戦略を立てて取り組んでいけばいい。その2点の課題を克服していくことで志望校合格が達成できるから。そこを具体的にあぶり出していこう。

以上のように①から⑤まで

「たった1回」

の6月Vもぎによって得られることが非常に多くある。

受験して終わり

ではまったく意味がない。

そうではなく今後の糧として6月Vもぎを受けてほしい。

けして「結果」ではなく、「今後の材料」として生徒,保護者含め冷静にこの模試を見てほしい。

最終的にすべては

「2月の入試本番」

で決まるからこそ。

それまでは「感情」に左右されずに、冷静に緻密な戦略を立てて取り組んでいこう。

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