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都立高校入試までの残り「1ヶ月」で確認すべき「英数国3科目」最優先ポイントは?

入試日まで残り1ヶ月程度になってくると、精神的にも肉体的にも落ち着かなくなる。

そんな時だからこそ、今回は都立入試まで残り1ヶ月だからこそ

最優先

に確認してほしいことを書く。

国語編
①都立高校過去問をやる。
⇒他科目同様に、過去問を行うことがとても重要。それは都立高校特有の問題のため、繰り返し解くのが良い。特に時間内に解くことが重要になるので、必ず時間を本番の50分に合わせて解くようにしよう。もし解き終わらなければそのまま解き続け、次回50分以内で解けるようにしてほしい。

②漢字練習をする。
⇒漢字は本番どこが出るのか予想がしづらい。しかし、漢字が苦手であれば点数を落とすことはできない。そのため、有効な練習法としては「7日間完成漢検ドリル」などの5級から4級レベルのを購入して解いてみるのも良い。(都立高校入試では3級レベルの問題までが出題されるが、苦手な子は4級レベルでも良い。)

③解く順序を必要であれば工夫する。
⇒大問1,2は漢字、大問3は小説,大問4は論説文,大問5は現古融合問題となっているが、最後の大問5現古融合問題は問題に慣れれば難易度が高い問題ではない。しかし時間がなくなかなか解き終わらないなどということがあるので、解く順序を「1⇒2⇒5⇒3⇒4」などと解く順番を工夫するのも良い。

④選択肢問題はまず2択に選ぶ。
⇒選択肢問題は2択に選べるので、2択までに絞ってから答えを選ぶと良い。また過去の入試問題で選択肢が連続することはあまりないので続きすぎている場合は、注意すること。(例えば、問1がア、問2もアなど。)⑤Vもぎ過去問や今まで受けたVもぎを解きなおす。
⇒都立入試にそっくりだからこそ効果的な学習になる。今まで取り組んできたもの含め、もう繰り返し取り組んでみよう。
数学編
①大問1の問題は確実に9問取る!
⇒配点は数学もすべて同じ。そのため大問1で間違えると正答率も高い分、非常にもったいない。だから途中式をしっかり書いて、見直しを必ずやろう。

②大問3,4,5の最後の問題は後回しにしよう!
⇒正答率が低く、難易度も高い問題である。また正答できなくても大きく合否への影響が出ないため、確実に合格を狙うのではあれば、大問1などの見直しをして、確実に取るべき問題を最優先で正答することが重要。

③大問5の空間図形も気付けば解ける問題が多い。
⇒空間図形は難易度が高いと言われるが気付けばできる問題も非常に多い。その為、難しいと言って諦めなければできる可能性も高いため、ぜひ入試本番までに繰り返し類題をトレーニングし取り組んでほしい。
英語編

①リスニング問題Aを確実に正答し、時間が足りなければリスニング問題Bを飛ばして良い。
⇒リスニング問題Bでは選択肢問題が1問、記述問題が1問ある。そのため、リスニング問題すべてに取り組む子が多いが、英語を解き終わらないのであれば、けしてリスニング問題Bを取り組まずに飛ばして問題を終わらせることを心掛けてほしい。

②大問1→大問3→大問4→大問2など解く順序を工夫する。
⇒大問2では図表問題と英作文が出題されるため、わりと時間を消費しやすい問題にもなる。大問3の方が読解しやすいからこそ、順序を入れ替えて解くこともお薦めしたい。また英作文は確実な単語と文法を使い、(中1,2レベルの文でも良い。)確実に12点満点に近い点数に繋げてほしい。

③文章は前から小刻みに訳していく。
⇒スラッシュリーディングと言われる読解法で読んでいくと良い。理由は関係代名詞や後置修飾などで一文一文が長く日本語訳にしづらい文も多い。だからこそ「訳す」のではなく、「理解」することに意識して読解をしていってほしい。

④速読力UPの基本は音読の繰り返し。
⇒速読力は音読によって養われてくる。一度解き終わった過去問も繰り返し音読をしていくことで速読力が高まる。けして「解きっぱなし」ということがないように過去問を大切にしていこう。

⑤大問4は問3(1)~(3)の問題文を先に読み、どの場面の文かを予め頭に入れておく。
⇒大問4の文章量が一番多いので、全て読んでから解くことはなかなか厳しい。その為、先に問3(1)~(3)の問題文を読み、どのパラグラフ(段落)の文かを意識しながら英文を読むようにしていく。

以上のように、今まで意識していなかったことをぜひ取り入れてみよう。

1問でも多く取れれば

5点

も伸ばすことができる。

1つ1つ丁寧に確認して、ぜひ残りの入試まで詰めていこう。

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