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令和3年度の都立入試国語からの今後の都立入試「国語」戦略

令和3年の都立入試国語から今後の戦略について書いていく。

大問1,2は漢字。

難易度はけして高くないので、できる限り満点近く取りたい。

大問3は小説。

小説は基本の解き方どおり、

①登場人物にチェックをする。
②傍線部の前後に注目する。

ができていれば正答できる。

都立国語で大事なのはやはり、

①傍線部を読む。
②根拠を見つける。
③選択肢を選ぶ。

という「手順」を徹底することが正答率を高めるうえで重要。

受験対策でそのトレーニングができていれば正答できる。

また「慎重」に「選択肢文」を読まなければ、選択肢で引っかかってしまう子もいる。

なのでしっかり選択肢を「吟味する力」が必要だ。

国語の場合、選択肢がけして間違いというわけではなく、選択肢の中で一番「適切」か「近い」ものを選ぶ。

けして選択肢を×と考えるのではなく、本文の根拠から「どれが1番ベストなのか」という「距離感」を掴めれば解ける。

大問4 は論説文。

大問4も大問3の解き方同様に「①から③の手順」で解くことが大事だ。

それに加えて、傍線部にある「指示語」を意識できていると正答率が上がる。

傍線部だけではなく、その前後にも「指示語」が出てくるので、それが「何を指しているのか」を掴めることが大事だ。

大問5は現古融合問題。

この問題も例年どおり、古文知識が問われる問題ではなく「読解問題」になっている。

このような現古融合問題は「都立独特な問題」になるので、過去問を解いて解き方をしっかり身に付けられているかどうかが大事だ。

また「より客観的」な視点で文章を読解することが求められるので、登場する話者の方々の対談を「客観的」に読みながら「重要な点」や「伝えたい点」をしっかり掴んでいくことが求められる。

以上都立国語についてまとめると、

①解くための「手順」を徹底する。
②漢字は漢検3級までのものを徹底し「すべて正答」できることを目指す。
③論説文は「指示語」を意識し、選択肢を「吟味」して選択する力を養う。
④現古融合問題は都立独特なので「客観視」と「重要ポイント」を掴むトレーニングをしていく。

以上がポイントになる。

けして「なんとなく」読解をしていては、高得点が取れないので「確実な読解力」を身につけていこう。

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