「都立入試問題」を解くだけでは合格を引き寄せない理由
入試問題を解く際は、
問題を解くことだけ
に意識をしてはいけない。
それは
「正答率」
がそれぞれ異なるから。
ほとんどの問題が「同じ得点」であることが多いため、
いかに正答率が高い問題を確実に得点するか
が重要になる。
そのためには日々の勉強の中で
嗅覚
を鍛えておくことが大切だ。
当然「入試問題,Vもぎ,Wもぎ」ではその正答率を解いている最中に確認することはできない。
自分で
「この問題はどれぐらいの正答率なのか?」
を判断し、
「最優先にどの問題を解くべきか」
を考えなければならない。つまり、
「正答率の嗅覚」
を「できる限り正しく」身に付けることが合格には最重要となる。
その嗅覚がなく、入試本番へ向かうのとでは「得点力」が大きく変わってしまう。
もちろん「すべての問題」をしっかり正答できる実力を身に付けているのであれば、けして正答率を考えなくても良い。
しかしほとんどの受験生においてそれは不可能なこと。
そうであるならば、
「この問題のどこを確実に取るべきであって、どこを後回しにするべきなのか?」
をしっかり判断できるようにしておこう。
そこでより具体的に「正答率の嗅覚」を身につけるための7つの手順を伝授したい。
①問題を「時間無制限」で解く。
②採点して「正答率」を確認する。
③正答率が「高い方」から順に確認する。
④自分の志望校への「目標得点,偏差値」を算出する。
⑤自分が「最優先」に解くべき問題、「後回し」する問題を仕分けする。
⑥それを「客観的」に分析する。
⑦「なぜその低い正答率になったのか」を問題横へ自分なりに理由を「メモ」する。
大事なのは「客観的」に問題を見ること。
それができるようになってくると正答率の嗅覚も高まるので、ぜひ日々実践して身につけていこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?