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【都立入試戦略】令和6年度「数学」の都立入試分析ポイント

こんにちは!

今回は「数学」となります。
以下が今年度の都立入試のポイントとなります。

最後にその分析から
「令和7年度へ向けての考察」を書いてます。
ぜひ参考にして下さい!

※以下のレポートは、
「東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査」
の報告書を参考にしております。

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令和6年度「数学」の都立入試分析ポイント
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1. 出題の方針
 ・目的: 基礎的,基本的な知識および技能を評価し、問題解決に必要な数学的思考力、判断力、表現力を測る。

2. 各問の狙い
 ・基礎力の評価: 基礎的な計算問題や基本的な図形の理解を問う。
 ・数学的思考力: 数学的な見方,考え方を働かせ、事象を論理的に考察する能力を評価。
 ・関数の理解: 関数に関する知識と技能を評価し、関数関係を用いた問題解決力を測る。
 ・平面図形: 平面図形についての知識と技能を評価し、見通しをもって合理的に考察,処理する力を評価。
 ・空間図形: 空間図形についての知識と技能を評価し、見通しをもって論理的に考察,処理する力を測る。

3. 得点分布状況
 ・平均点: 61.7点(昨年度より4.1点上昇)。
 ・分布のピーク: 60〜64点から65〜69点に移動。

4. 正答率分析
 ・”高”正答率の問題: 基礎的な計算問題や基本的な図形の問題は高得点。
 ・”低”正答率の問題: 複雑な図形や関数の問題、空間図形の理解が低得点。

5. 改善の視点
 ・基礎力の強化: 計算や図形の基礎的,基本的な事項についての知識を確実に習得する。
 ・条件の理解: 問題文の条件を適切に読み取る力を養成するための指導が必要。
 ・図形理解の強化: 図形の性質や関係を正確に把握し、立体図形や空間図形に関する理解を深める。

6. まとめ
 ・総評: 基礎力の強化と条件理解の向上が必要。
 ・対策: 継続的な計算練習、図形問題の反復練習、空間図形に関する問題演習が重要。

●今後の具体的な3つの対策●

1.基本的な計算力と図形の基礎理解を強化する!
 計算問題や図形問題の基本的な知識と技術を確実に身につけることが重要です。日常的に計算練習や図形の基礎を復習し、基本的な問題を確実に解けるようにしましょう。

2.条件付き問題の対策をする!
 問題文をしっかり読み、条件を正確に把握する力を養いましょう。特に、与えられた条件を元にして図形を書いたり、問題の意図を理解する練習を積むことが大切です。

3.空間認識能力の向上を心がける!
 立体図形や空間に関する問題に対しては、立体物を実際に作ってみるなど、視覚的に理解する方法を取り入れましょう。具体的なイメージを持つことで、空間認識能力を高めることができます。

このように、数学の試験は
「基礎力」と「応用力」をバランスよく問う内容です。

日々の学習においてこれらのポイントを
意識し、基礎力の向上を図りながら、
応用問題にも取り組んでいきましょう!

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