令和3年度の都立入試数学からの今後の都立入試「数学」戦略
令和3年の都立入試数学から今後の戦略について書いていく。
大問1は「計算問題」
例年どおりの傾向となっているので
「計算ミスなく確実に」
解答していれば解ける。
なのでここでのポイントは
「途中式を必ず書いて、見直しする」
ことが重要。
「1問5点」となっているので、けしてここで落とさないようにしなければならない。
大問2は「規則性の証明問題」
タイルを使った問題で、条件を読み落とさずに「規則性の理解」がしっかり掴めれば得点できる。
大問2は
「気づけるかどうか」
が重要になってくるので、そこを冷静に落ち着いて考えれば解ける。
例年、ここは差が出る問題にはなるので「数学で差をつけたい子」はここでしっかりとっておきたい。
大問3は「一次関数」
問1,問2には比較的解きやすい問題。
なので関数が苦手な子も問1,問2を解ければベスト。
大問4は「平面図形」
問2①の「二等辺三角形」の証明は過去出題されていることがあまりないので、少し焦ってしまった子もいるかもしれない。
ただ冷静に「長方形の性質」等をうまく見て使えた子は得点できる。
大問5は「空間図形」
問1の「ねじれの位置」は珍しい問題。
都立対策だとねじれの位置の対策をやっている子は少ないかもしれないが、普段の定期テストなどでしっかり中1から勉強してた子は取れている可能性が高い。
問2は「三平方の定理」を今回は使わないので、難しく感じた子も多かったかもしれない。
解き方としては「方程式」を組んだり「相似」を使ったりすることに気づけたかどうかがポイント。
以上を都立数学をまとめると
①大問1でミスをしない。
②数学は気づけるどうかによって得点が大きく変わってきてしまうので、視野を狭めず「多方向」から考える力がある子は得点できる。
がポイント。
そういった意味でも数学は
「2極化」
してしまう傾向が強いので「数学が苦手な子」は
「確実に取る問題」
をしっかりと取り「数学が得意な子」は
「広い視野を持って焦らず解答することが数学でも差がつくポイント」
になるのでそこを意識して取り組んでいこう。
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