Vもぎ(Wもぎ)E判定から逆転合格するための3つの条件とは?
Vもぎが1月には終了し、その後いよいよ都立入試本番となる。
そこで2月の最終的な悩みとして「どの高校を出願するか」ということだ。
出願する際に参考とするのは、やはり今まで受けた「Vもぎ」になる。
しかし第1志望校の判定が極端に低いのであれば、どの高校を出願すれば良いか悩んでしまう。よく
「E判定でも逆転合格はできますか?」
と聞かれることが多い。
しかし一口に「E判定」と言われても、なかなか合格できるかどうか判断できない。
そこで以下、E判定でも合格可能性がある3つのポイントをまとめると
①「換算内申」が志望校の「基準換算内申」から極端に離れていない。
→都立を受験するのであればけして避けては通れないのがこの換算内申だ。志望校の基準である換算内申から極端に換算内申が離れていてE判定であるのであれば合格は難しい。しかし、換算内申から「−2程度」であれば合格可能性がある。なぜなら「入試本番」までに「当日の得点」を高めればいいからだ。だからこそまずは、志望校の換算内申から離されないようにしよう。
②8月Vもぎ以降で「B判定」を2回以上取れている。
→合格基準となるB判定を複数回取れているかどうかがポイントだ。「複数回」というのも1回よりも2回以上取れた方が圧倒的に合格可能性は高い。それは偶然ではなく「合格する実力」があるということだから。あとは入試本番までにしっかり苦手分野含め対策すれば、十分合格を見込めるはず。
③①の内申状況であり、受験勉強を「最優先」に考えて「前向き」に取り組める。
→E判定は「今のままでは合格できない。」ということ。これからも勉強を誰よりもやっていかなければ、この厳しい状況を打開することはできない。そこで「すべてのことを犠牲にしてやる覚悟があるかどうか」が重要になってくる。それはけして模試などの結果では測れないことだから。その覚悟で取り組めなければ合格はけしてできない。しかし、その覚悟で取り組む先に合格する可能性は少なからず出てくる。過去にもそういう先輩方が逆転合格しているから。
以上のようにE判定から合格するにはもちろん非常に大変なことであるし、状況に応じては出願できない可能性もある。
しかし、それでもE判定で出願したいと考えるのであれば以上のポイントを意識しておくと良い。
合格する保証はないが、「可能性」はある。その可能性を信じて入試本番まで全力を尽くしてほしい。
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