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3年生2学期の内申を踏まえて「今すぐ」に考えるべき「基本都立入試戦略」とは?

12月の三者面談で「2学期の内申点」を伝えられる子も多い。

そこで本格的に都立高校への出願が決まることになるが、そこからまた「志望校への悩み」が出てくる子も多い。

・内申点が上がったから志望校を高めたい!
・内申点が下がったから志望校を下げたい…。
・内申点が変わらなかったからどうしよう…。

など様々な悩みが出てくる。

そこで今回は「2学期内申点を踏まえて都立高校の出願先をどうするべきか」について3つの考え方を伝えていく。

①「換算内申点」から志望校を考える!
→都立高校を選ぶ基準はまず「換算内申点」から考えよう。志望校の換算内申から「−2」までの換算内申点であれば志望校に合格する可能性はある。しかし、換算内申点から「−3」以上引き離されているのであれば、合格するには非常に難しくなってくる。それは入試本番に取るべき得点が他の受験生よりも高くなってしまうから。そのため、基本的には内申点で考える場合は「−2」までを基準として都立高校を選ぶようにしよう。
②換算内申点から志望校へ合格するための「合格点」を算出する!
→「入試本番で取るべき得点」を志望校の「総合得点」から算出してみよう。その入試本番に取るべき得点が実際の本番で取れるのかどうかを考えていこう。もしその得点が取れなそうであれば、候補として第二志望,第三志望の高校も考えよう。入試問題の得点は「2月」まで伸びるからこそ、第一志望校を目指しても良いが、出題する前にその目標点を取ることができないようであれば志望校を変更するなど検討していかなければならない。
③内申点が高いのであれば「推薦入試」も考えてみる!
→内申点が高い子は推薦入試を考えるのも良い。もちろん倍率も高く厳しい戦いとなるが合格する可能性もあるからこそ受検するのもよい。「過去のデータ」から今の自分の「素内申」で合格している子がいるのであればぜひチャレンジしてほしい。もちろん対策をしっかりやっていかなければならないが…。推薦入試の場合は、「一般入試でもギリギリ内申点…。」という子はなかなか合格は厳しい。だからもし受検するのであれば、「一般入試においても余裕の内申点」くらいな状態で受検を考えてほしい。

以上のように12月の面談で「素内申」と「換算内申」が判明してからいよいよ本格的に受検の仕上げへと移行していく。

以上をまとめると、

①2学期の「素内申」と「換算内申」把握する!
→②都立第一志望校の「総合得点」から「入試本番の得点」を算出する!※取ることが厳しそうであれば第2,第3志望校の「入試本番の得点」も算出する!
→③「素内申」が高いのであれば「推薦入試」も検討してみる!

をイメージして受験を考えていこう。

もちろん一人ひとりの状況に応じて戦略も変わってくる。

「基本的な流れ」として考えていこう。

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