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都立入試社会公民対策について記事を書く。

以下、平成28年都立入試問題。

問題文を読むと

国は,働く人々を保護するために,様々な法律を定めている。次の文は,ある法律の内容の一部をまとめたものである。この法律が制定された目的について述べているのは,下のア~エのうちではどれか。

と書かれているので、以下の文章を読んでいくと、

労働時間を原則として1日8時間,週40時間を超えてはならないと定めており, 毎週少なくとも1回の休日を与えることや男女同一賃金の原則などを規定している。
⇒労働基準法となる。

とあるので、そこから選択肢を考えていこう。ではア~エの選択肢を確認していくと、

 この法律は,労働者が使用者との交渉において対等の立場に立つことを促進することにより,労働者の地位を向上させることを目的としている。
⇒労働組合法。

 この法律は,労働関係の公正な調整を図り,労働争議を予防し,又は解決して,産業の平和を維持し,経済の興隆に寄与することを目的としている。
⇒労働関係調整法

 この法律は,労働者が人たるに値する生活を営むために必要な労働条件の最低基準を定め,労働者の保護を図ることを目的としている。
⇒労働基準法

 この法律は,法の下の平等を保障する日本国憲法の理念にのっとり,雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保を図ることを目的としている。
⇒男女雇用機会均等法

つまり答えは、ウの労働基準法となる。

都立入試の公民では、公民用語の

理解

が重要になってくる。そこがしっかりできれば得点源となってくるので、しっかり得点に結びつけられるようにしていこう。

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