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都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問2〕次のページの表のア~エは,2012年における日本の鉄鋼輸出額の上位4か国である大韓民国,中華人民共和国,タイ,アメリカ合衆国のいずれかの国の,1985年と2010年における化学繊維生産量,自動車生産台数,鉄鋼生産量,日本の輸入額の上位3位の品目を示したものである。大韓民国に当てはまるのは 次のページの表のア~エのうちのどれか。

と書かれているので、以下の資料を確認していこう。黄色で引かれているマーカーに注目すると

となる。ポイントは、今回問われている国は韓国だが、近年の問題は

消去法

で解くことを頭の中に入れておこう。つまり、すぐに韓国と判断することはなかなか難しい。そのため、他の選択肢がどこの国かを考えていこう。そうすると

…日本の輸入額の上位3位の品目にとうもろこしがある。⇒アメリカ
…日本の輸入額の上位3位の品目に天然ゴムがある。⇒タイ
…日本の輸入額の上位3位の品目に衣類がある。⇒中国
天然ゴム熱帯地域の国が中心になる。
中国は2010年の鉄鋼生産量が多い(63874)のは、鉄鉱石の産出量が多くまた自動車生産台数が多い(18265)のは、経済特区の影響と押さえておこう。

となるので、消去法から考えて解答はアとなる。
鉄鋼生産量が中国,アメリカに次いで3番目というところから判断もできる。

このように消去法で解くということを知らなければ、入試本番でも焦って解答してしまい、間違えてしまう可能性もあるのでそういった予備知識を押さえて入試へ臨むようにしよう。

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