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都立入試社会地理対策について記事を書く。

以下、平成28年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問3〕⑶世界の森林面積の変化については,地域的な偏りがみられ,一部の地域では増加してい るものの全体では減少している。とあるが,次のⅠのグラフは,世界各州の2000年と2010年を比した森林面積及び農地面積の変化を示したものである。Ⅱの表は,世界各州の2000年に対する2010年の人口増加率を示したものである。Ⅲの文章は,世界のいずれかの州の歴史的背景と自然環境などについてまとめたものである。Ⅰとの資料を活用し,の文章で述べて いる州における森林面積及び農地面積の変化の様子とその理由について,簡単に述べよ。

と書かれているので、まずは資料Ⅰ・Ⅱを確認しよう。そうすると、

となるので、そのポイントを以下まとめていく。

資料Ⅰ…農地面積は増加し、森林面積は減少している。
資料Ⅱ…人口増加率は増加している。
資料Ⅲ…資料からアフリカ州となる。

よって資料Ⅲからアフリカ州と判断できるので、そこから資料Ⅰ・Ⅱのポイントを繋ぎ合わせて記述していけば良い。

以下模範解答を確認すると、

森林面積は減少し,農地面 積は増加した。その理由は, 人口の増加に伴い,食料等を 増産するために森林を伐採し 農地にしたから。

となる。今回の資料問題の難易度もけして高くはない。一つ一つの資料をしっかり確認し、それを繋ぎ合わせれは解答となる。

確実にこのようなレベルの記述問題は正答できるようにしていこう。

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