都立高校入試理科化学「中和とイオン」対策
都立入試理科化学対策について記事を書く。
以下、平成28年都立入試問題。
では問題を解いていくと、
「〔問4〕図3は<実験2>で使用した薄い塩酸10cmに含まれる水素イオンの数をX個としたときの<実験2>の⑶におけるビーカーAの水溶液中の水素イオンの数の変化を表したグラフである。<結果2>と図3から <実験2>の⑶でビーカーCに加えた薄い水酸化ナトリウム水溶液の量と,ビーカーCの水溶液中の水素イオンの数の変化を表したグラフとして適切なのは,次のうちではどれか。」
と書かれている。
まず図3は、
ビーカーA
の水溶液を表している。
ビーカーAの水溶液中の水素イオンの数をX個と表すと、ビーカーAでは、
水酸化ナトリウム水溶液が20㎤で中和
だったのが、ビーカーCでは、
水酸化ナトリウム水溶液が10㎤で中和
となるので、元々水素イオンの数がビーカーCでは
ビーカーAの半分
ということが分かる。
そしてビーカーCでは、加えた薄い水酸化ナトリウム水溶液の量は
10㎤
なので、その選択肢を選ぶと、アとなる。
今回の問題は図と表を使って、どのようなことが表されているのかをしっかり理解できていれば解くことができる。
どのようなことを表していくのかをしっかり読み取るようにしていこう。
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