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都立入試社会地理対策について記事を書く。

以下、平成30年都立入試問題。

では問題文を読むと、

「〔問3〕次の表のア~エは,略地図中に□で示したW~Zのいずれかの国の 2014年におけるこの国からの日本の輸入総額とアルミニウムの輸入額,2014年におけるアルミニウムの生産量,国土とアルミニウム生産の様子についてまとめたものである。略地図中のW~Zのそれぞれに当てはまるのは,次の表のア~エのうちではどれか。」

と書かれているので、W~Zの国名を確認していこう。そうすると、

W…アメリカ
X…オーストラリア
Y…インド
Z…ノルウェー

となる。そこから、選択肢の資料からどの国となるのかを判断していこう。以下確認していくと、

 ○複数の標準時が定められ(=経度が影響するため、横に広い),東部に位置する標高2000mを超える山を含 む山脈の周辺では石炭が産出される他,中央部から西部にかけて様々な鉱産資源が産出され,北西部には鉄鉱石の鉱山が集中している。
⇒X…オーストラリア

 ○北部には標高8000mを超える山を含む山脈(=ヒマラヤ山脈)が位置し,海に突き出た半島部には高原が広がり,北東部で産出される石炭や鉄鉱石など,様々な鉱産資源が産出される。
Y…インド

 ○複数の標準時が定められ,(=経度が影響するため、横に広い)西部には標高3000mを超える山を含む山脈(=ロッキー山脈)が位置し,中央部の氷河に削られた平原では,ニッケルや鉛など,様々な鉱産資源が産出される。
W…アメリカ

 ○氷河に削られてできた多数の湾が複雑に入り組んだ海岸線を形成し,(=フィヨルド)隣国との間に位置している標高2000mを超える山を含む山脈の周辺では,チタンや鉄鉱石などの鉱産資源が産出される。
Z…ノルウェー

となる。このように資料の文章から、キーワードを拾い、それを手がかりに問題を解いていこう。

このようなパターンの問題が毎回出題されるので、慣れて得点源にしていこう。

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