都立高校入試理科「酸化銅の還元」対策
都立入試理科「酸化銅の還元」対策について記事を書く。
以下、平成29年の都立入試問題。
では問題を解いていくと、まず問題文を読むと、
と書かれているので、実験3と結果3を確認していこう。そうすると、
と書かれている。そして以上の太字を意識し問題を解いていこう。
では問題を解いていくと、まず物質Eは前回確認したとおり、
となる。
よって、酸化銅に
を加える化学変化だと押さえよう。
そして、結果3を確認すると、
と書かれているので、石灰水を白く濁らせる物質とは
となる。また、
試験管には赤色の物質が残った。
と書かれているので、赤色の物質とは
となる。
つまり、上記のことから、酸化銅に炭素を加えると以下の化学反応式となる。
となる。化学式を使うと、
となる。そしてこの化学反応式で起こっていることは、
ということが分かる。
よって、そこから解答すると、
が答えとなる。
今回も問題文を実験や結果を読んでいくと、その根拠が問題文に書かれていることがある。
だから、入試で焦ったりして知識を忘れてしまった時なども、ヒントが本文に隠されているので、こういったものをしっかり活用するようにしていこう。
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