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都立入試社会地理対策について記事を書く。

以下、平成28年都立入試問題。

問題文を読むと、

〔問1〕⑴森林を伐採し,資源としても利用している。とあるが,下のⅠの表のア~エは,略地図中のA~Dいずれかの国の1985年と2011年における森林面積,国土面積に占める森林面積の割合,木材伐採高,木材伐採高のうち針葉樹伐採高を示したものである。Ⅱの文章は,略地図中のA~Dのいずれかの国の森林に関する状況について述べたものである。Ⅱの文章で述べている国に当てはまるのは,Ⅰの表のア~エのうちのどれか。

と書かれている。まずはA~Dの国を確認していくと以下のとおりとなる。

A…ブラジル B…カナダ C…インド D…フランス

となる。次にⅡの文章を確認していこう。以下確認すると

州を代表する農業国として有名(=フランス)で,この国の森林は 国土の北部から西部のなだらかな平野では農地の中に分布し,東部国境や南東部に広がる山地には針葉樹が分布している。

18世紀後半には,市民を中心とした,自由で平等な社会を目指す動きがあった。さらに,19世紀には,森林に関する法律がつくられ,森林の管理が強化されるようになった。その影響もあり,1985年と比べて2011年には,木材伐採高が増加しているにもかかわらず,森林面積及び国土面積に占める森林面積の割合は増加している。2011年における木材伐採高に占める針葉樹伐採高の割合は 1985年と比べて減少している。
⇒”割合”ときたら計算をする!

と書かれている太字の箇所に注目しよう。

そうすると以上の資料Ⅰからも

解答はウのフランスとなる。ちなみに他の選択肢も以下確認していくと

ア…ブラジル イ…カナダ エ…インド

となる。

ブラジル「熱帯雨林」カナダ「針葉樹林」で有名な国

ということはしっかり押さえておこう。

今回の問題も資料をしっかり読み込めれば解ける問題になる。

また資料だけでなく、基本的な地理知識もしっかり押さえておこう。

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