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都立入試社会歴史対策について記事を書く。

以下、平成28年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問1〕⑴大陸との交流が活発になり,様々な技術や文化がもたらされた。とあるが,奈良時代の文化について述べているのは,次のア~エのうちではどれか。

と書かれているので、ア~エから奈良時代の文化を選択しよう。以下確認していくと、

ア 稲作とともに青銅器鉄器が伝わり,青銅器は銅鐸銅剣などの祭りの道具として,鉄器は,武器や実用的な農具として用いられた。
⇒弥生文化

イ 宋
に渡り仏教を学んだ道元は,ひたすら座禅に打ち込むことが重要であると主張し,越前(福井県)に建立した永平寺を本拠に厳しい修行を行った。
⇒鎌倉文化

 シルクロードを経由して我が国に伝来した美術工芸品は,聖武天皇の遺品とともに光明皇后により東大寺正倉院に納められた。
⇒天平文化

エ 明
倭寇の取り締まりを求めてきたのを契機に,足利義満勘合を用いた貿易を開始し,銅銭,生糸,水墨画などを輸入した。
⇒室町時代

と書かれている太字に着目し、何時代かを考えていこう。

そうすると、奈良時代の文化の解答はウとなる。

このような問題は都立入試歴史での、もはや定番となっているので、キーワードから何時代かを見分けられるように日ごろからトレーニングをしていこう。

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