都立高校入試勉強の理想的な「一日の時間割」とは?
日々の学習において「勉強時間を豊富にとること」は受験生にとっては絶対的に重要。
しかし残念ながら、
量多く勉強すれば必ず結果が出るわけではない。
大事なのは、
結果が出るスケジュール、時間割を立てること。
ではどのようなものが理想なのか?
まずは定期テスト勉強も受験勉強においても学習内容を「2つに分解」していく。
暗記型、演習型
に分けよう。
暗記型→理科・社会知識、単語、熟語、漢字など。
演習型→数学、英文法、国文法、読解、問題集、過去問など
になる。
なぜそれを分けるのか?
暗記型は「覚えることで得点力」になるのに対して、演習型は「問題を解くことで定着し得点力」になるから。
この2つにおいて
学習方法
が変わるから。
暗記型→毎日、短時間
演習型→定日、長時間
の学習になる。
それぞれ勉強する特徴を理解し、スケジュールを組んで取り組むことが大きく学力UPに繋がる。
では一例として時間割を作っていくと、
例えば、「17時」から勉強を始めるとして、「演習型」からスタートする。
基本は演習型をメイン学習
として時間割を作っていこう。
それは演習型の場合、
まとまった時間
が必要になるから。
そのため「17時から18時30分」など「長時間」勉強する時間を組み込むと良い。
その後、「18時30分から19時」「19時から19時30分」と30分刻みで「暗記型」を組み込む。
暗記型は短時間
を毎日コツコツ入れること。
その後また演習型の勉強を組み込んでみよう。
「19時30分から21時」という形でこの2つを上手くバランス持って混ぜ合わせることによってより良い勉強が可能になってくる。
まとめると、
17:00〜18:30(演習型)
18:30〜19:00(暗記型)
19:00〜19:30(暗記型)
19:30〜21:00(演習型)
※休憩時間などは除く。
など1つ参考にしてみよう。
また、1日の時間割のポイントは
①暗記型→毎日コツコツと短時間組み込んでいく。
②演習型→定日的に長時間組み込んでいく。
③演習型をメインに、その前後に暗記型を組み込む。
④暗記型、演習型のサンドウィッチで取り組んでいく。
という流れをぜひ参考にしてほしい。
暗記型は「毎日」行うこと。
演習型は「2日3日おき」など科目を変えて取り組んでいこう。
このようにやるべき勉強内容をしっかり
「因数分解」
して戦略的に取り組んでいくことが結果に現れてくるのでぜひ今の自分の勉強を振り返ってみよう。
バランス良い学習を一日一日進めることが、最終的に全体的な実力UPに繋がるからこそ。
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