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都立入試社会の日本地理入試問題について書いていく。

以下は平成29年の入試問題。

この問題は、[問1]ア〜エの選択肢文がA〜Dのどの都道府県になるかについて選択していく。

この問題を解くうえでの3つのポイントは以下となる。

①A〜Dの各都道府県を確認する!
⇒必ず47都道府県はしっかり暗記しておこう。
②ア〜エの選択肢の文から、各都道府県のキーワードを拾う!
③わからない選択肢があったら後回しにして、わかる選択肢から選択する!

以上の3つのポイントを押さえていこう。

では、具体的に解いていくと、

まずはA〜Dの各都道府県から確認していこう。

A⇒山形県 B⇒千葉県 C⇒広島県 D⇒宮崎県

となるので、もし都道府県が覚えられていないようであれば確実に覚えていこう。

次にア〜エの選択肢のキーワードを拾っていこう。


⇒アの選択肢から、その都市の根拠を拾い出すことはなかなか難しい。そのため、このような選択肢は後回しにして良い。近年の都立入試ではこのように根拠が分かりづらい選択肢もあるので、焦らずに後回しするようにしよう。


⇒「近海の潮目(潮境)は好漁場」とあるので、太平洋側の地域の千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)がぶつかる地域だと判断できる。よって答えはBの千葉となる。


⇒「冬季でも温暖な気候」とあるので、南側の地域だと判断できる。よって答えはDの宮崎となる。


⇒「雪解け」「銘柄米」「米の貯蔵庫」という3つのキーワードを拾えると良い。そのようなキーワードから雪が降り、米で有名な都市を選択すると山形となる。

よって答えはエの山形になる。

このようにわからない選択肢が出たとしても、けして焦らず、わかる選択肢から先に選んであげると良い。

またキーワードがしっかり拾えれば必ずここの問題で正答することができるので、以上のポイントの手順をしっかりできるようになってほしい。

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