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都立入試社会対策について記事を書く。

以下、平成27年都立入試問題。

問題文を読むと

〔問2〕⑵各地に様々な食に関する特産物が生まれるとともに,やがて,その中から,販売し現金収入を得ることを目的に作られる特産物も出てきた。とあるが,次のⅠの略年表は,室町時代から江戸時代にかけての,我が国の食に関する特産物についての主な出来事をまとめたものである。Ⅱの文は,食に関する特産物について述べたものである。Ⅱの文で述べている経済活動が行われた時期に当てはまるのは,略年表中のア~エの時期のうちではどれか。

と書かれているので、Ⅱの文章を確認していこう。以下確認すると

 酒は,主に京都や大阪を,中心とする上方で生産されたが,参勤交代の制度が定められた時期には,江戸に出店し,幕府に酒を納入する商人もいた。

と書かれてるので、以上の太字の箇所に注目しよう。そうすると

徳川家光の時期(3代将軍:1635年)

と判断できる。そこから資料Ⅰを確認していこう。資料Ⅰを確認すると、

1580
●紀伊国(和歌山県)の僧が,織田信長(戦国~安土桃山時代)にみかんを贈る。

1735
●青木昆陽が,さつまいもの栽培普及を積極的に勧める「甘藷記」を著す。

の間となるので、選択肢ウが正解となる。

例年歴史年表問題に関しては少し難易度としては高いところがある。

とくにこの歴史資料問題を攻略するうえで大切なことは

江戸時代以降は細かなところまで押さえて学習していく。

ことがとても大切になってくる。歴史が苦手な子は歴史年表問題をまずしっかり攻略していくようにしよう。

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