見出し画像

都立高校一般入試「最終倍率」の注意点について書く。

最終倍率が出されると、いよいよ入試までラストスパートと言う意識になる子が多い。

ただ、倍率がどのようになっても決して焦るべきではない。

それは、今までと同様に

「入試得点を取る以外は何もできない」


わけだから。

だからこそ入試問題を

1つでも多く


解くことに専念していこう。

しかし、最終倍率を受けて注意しておく点があるのでそれを伝えていく。

①応募倍率と実質倍率は異なる!
→ 応募倍率は受験率や合格数が変動するため、変わることが多い。そのため進学研究会が出している「推定数値」が参考になる。その推定数値の「受験数と合格数の数値」を確認してほしい。その「受験数÷合格数」を出してみると、入試当日の予想倍率が出される。ほとんどの高校において実質倍率が下がるので、それもぜひ参考にすると良い。
②合格総合得点が上がる可能性もある!
→例年と比較し高倍率な高校となっている場合は合格総合得点が上がる可能性が高い。だから今までの合格目標点では不合格になってしまう可能性がある。そのため、志望校の総合目標点から10点, 20点などプラスして戦略を立てて欲しい。けして合格最低点で合格するイメージではなく合格者平均点で合格できるようにしてほしい。
③倍率が高くてもできることは問題を解いて得点するだけ。
→最終的にどんな倍率になったとしても、受験生は倍率を操作することではない。入試本番の得点を積み重ねるだけだ。それをしっかり理解して残りの入試までの期間に何をやれば良いのかを考え、最後の最後までやり切った子が合格を引き寄せる。自分がやるべきことをやり続けていこう。


以上のように最終倍率が出されたからこそ、意識してほしいことを書いた。

たとえ志望校の倍率が高かったとしても低かったとしてもここで気を抜いてはいけない。

大事な事は、

「一番のピークを入試本番に持ってくる」


ことだ。

そのためには限られた時間を全力で過ごし、

「過去最高のパフォーマンス=入試本番」

にしていくことに専念していこう。

それが最終的に合格への近道だから。

入試本番へ向け、

・十分な睡眠を心がける。
・朝生活を意識する。
・程良い緊張感で過ごす。
・余計なことを考えすぎないようにする。
・勉強の型を忘れずに正しく学習していく。


を心がけてラストスパートを過ごそう。

こちらから「都立入試社会戦略テキスト」を販売しています!都立入試社会でお困りの方はぜひご確認ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?