令和3年度の都立入試英語からの今後の都立入試「英語」戦略
今回は「令和3年度の都立入試英語からの今後の都立入試英語戦略」について書いていく。
今年の入試はコロナ渦での入試ということもあり、「関係代名詞が除外」されるなど今までと異なることがあった。
そこで今年の入試問題がどのような形式であったのかそれぞれ大問ごとにポイントを伝えていく。
「大問2」は資料図表問題。
傾向等は例年どおり変わらない。
難易度が高い文ではないが、
「最初の文から最後の文まで」
読まなければ解けないので、決して慌てずに解けたかどうかがポイント。
つまり「条件などを読み落としてしまう」と、ミスをしてしまう問題であったので、そこを慌てずにできたのかどうかが大事だ。
大問2のポイントは、いつもどおり
「5W1H」
を意識して「そこにチェック(〇など記入する)をしながら読めたかどうか」がポイント。
「英作文」に関しても傾向は例年と同じなので、そのトレーニングを入試対策でできたかどうかが大事だ。
「大問3」は会話文問題。
「指示後にチェックをして何を指しているのか」を考えながら読めていれば得点できる。
選択肢はややこしいものもあるので、
なんとなく
で解いてしまう子は「2択」まで切れても、そこで点数を落としてしまった可能性も高い。
なので、しっかりと「根拠を拾い出して選択肢を正しく吟味できたかどうか」がここでのポイント。
「大問4」は物語文。
「パラグラフリーディング」
をやっていくことが大事。
ただし今までと異なるのが今回は[問1]の傍線部の問題が
「第3パラグラフ」
にやってきている。
つまり大問1から問題を解くのではなく、問3の(1)から問題を解く手順になった。
問4に関しては例年どおりだと、
(1)の問題が
前半
に根拠がやってくるのにもかかわらず、
後半
にやってくる形になったので、焦ってしまった子はそこで間違えているケースが高くなった。
なので今回は
「焦らずに各パラグラフを読みながら各問題を解き進められるたかどうか」
がポイントになった。
大問3と同様に選択肢もしっかり吟味しないで
「なんとなくそんなこと書いてあったなぁ…。」
のように解いてしまうとかなり得点を落としてる可能性もあるので、そこが勝負になったはずだ。
以上ここまでまとめると
・「最初の文から最後の文まで」素早く読解する。
・「正しく情報を整理」しながら読めているかどうか。
・「選択肢」をしっかりと吟味できる。
の3つがポイントになる。
近年はこのような形で私立入試も含め、難しい文の読解と言うよりは
「情報整理しながら正しく解答できるかどうか。」
と言う点が非常に問われている入試となっている。
なので普段から
「高い集中力」
を持って取り組めるようにも対策していくことが大事だ。
一つ一つを丁寧に取り組みながら、素早く情報処理ができるようになっていこう。
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