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都立入試理科化学対策について記事を書く。

以下、平成31年の都立入試問題。

では問題文を読むと、

「〔問1〕<実験1>の⑷,⑸で,全体の質量が変化しなくなる理由と,銅の粉末を加熱したときの,反応を表したモデルを組み合わせたものとして適切なのは,下の表のア〜エのうちではどれか。ただし,●は銅原子1個を,○は酸素原子1個を表すものとする。」

と書かれているので、の選択肢の

<実験1>の⑷,⑸で,全体の質量が変化しなくなる理由

から解いていくと、全体の質量が変化しなくなる理由は、

一定量の銅と化合する酸素の質量には限界があるから。

となる。この問題も知識なので、押さえておこう。酸化は無限にできるわけではなく、物質の量によって酸化できる量は決まっている。

次にの選択肢である、

銅の粉末を加熱したときの反応を表したモデル

では、酸化銅の化学反応式を考えよう。以下、化学反応式を表すと、

2Cu+O₂→2CuO

となるので、答えは、

● ●+○○ →●○ ●○

が正解となる。よって正しい選択肢はとなる。

今回の問題は、難易度としてはけして高くない問題になる。

化学分野が苦手な子も、このような問題をしっかりできるようにし、確実に得点源にしていこう。

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