都立高校入試理科地学「天体の見え方」対策
都立入試理科地学対策について書いていく。
以下、平成28年都立入試問題。
では問題を解くと、
「〔問2〕 <結果2>から,8月14日から28日後の9月11日において,日の出の約30分前に,東の空を観察すると,金星の付近に月が観察できることが分かった。このときに 観察できる月と<観察1>の⑷と同じ倍率の天体望遠鏡で観察した場合の金星の像を上下左右逆にした記録を組み合わせたものとして適切なのは,次のうちではどれか。」
と書かれている。
まずは、
月の向き
から確認していこう。月の向きは以下の図を確認すると、
月は東からのぼり、南へ沈む
ので、日の出前ということは、まだ出ていない太陽の光に反射するのは、
左側
になる。次に、金星は以下の図を確認すると、
日の出の約30分前に,東の空を観察する。
と書かれているので、金星に関しても太陽に反射し、光って見える部分は
左側
になる。
よって答えはエの選択肢となる。
このように、天体は理解度が求められる問題になってくる。
なかなかうる覚えでは太刀打ちができないので、繰り返し繰り返し基礎的なことを確認していこう。
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