都立高校入試社会公民「資料読み取り」対策
都立入試社会公民対策について記事を書く。
以下、平成28年都立入試問題。
問題文を読むと、
〔問3〕国の財政は,原則として所得税や消費税などの税金で賄っている。次のページのⅠのグラフは,1990年度から2010年度までの我が国の所得税,法人税,消費税,酒税による収入額の推移を示したものである。次のページのⅡの文章は,Ⅰのグラフ中のア~エのいずれかの時期について述べたものである。Ⅱの文章で述べている時期に当てはまるのは,Ⅰのグラフ中のア~エのうちのどれか。
と書かれているので、Ⅱの文章を確認しよう。以下確認していくと
〇所得税による収入額は,20兆円を下回って推移している。
〇法人税による収入額は,増加から減少に転じ,その後増加している。
〇消費税による収入額は,10兆円前後で推移し,税率は変化していない。
〇酒税による収入額は,1.5兆円前後で推移している。
と書かれている太字の箇所に注目していこう。そこから資料Ⅰを確認していくと
となるので、解答はエとなる。今回の問題は資料をしっかり読めれば解くことができる。
特に社会が苦手な子はこのような問題で点数を取れるようにしておきたい。
そのためには資料読み取り問題を豊富に取り組み、確実に取れるように準備しておこう。
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