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都立入試理科「平均の速さ」対策について書く。

以下、平成29年の都立入試問題。

では問題を解いていくと、

「〔問3〕<結果 >から,①から⑤までの各区間における小球B平均の速さを求め,解答用紙の方眼を入れた図に,各区間の中央の時間に●を用いて記入し 時間と速さの関係のグラフをかけ。」

と書かれている。

まず、

平均の速さ

の公式を押さえておこう。この平均の速さは小学生の頃に学習したことと一緒なので、それをしっかり押さえていれば良い。

平均の速さ=全てのきょり÷全ての速さ

となる。

では、〈結果2〉から「平均の速さ」を計算していこう。

それぞれの区間の時間は全て

0.1
※0~0.1、0.1~0.2・・・とすべて時間が0.1となっている。

となっているので、この全ての速さを「小球Bの移動距離〔cm〕」で割っていこう。

そうすると、

1.7÷0.1=17
5.6÷0.1=56
9.0÷0.1=
13.2÷0.1=132
16.8÷0.1=168

となる。そしたらその平均の速さを作図していこう。

それを作図し終わったら、最後に

「各区間の中央の時間」

を出そう。

この出し方は時間の真ん中を取ればよいので、

0~0.1⇒0.05
0.1~0.2⇒0.15
0.2~0.3⇒0.25
0.3~0.4⇒0.35
0.4~0.5⇒0.45

となる。

そこにあとは●を打てば完成となる。

以上のように計算していく問題が出てくるが、しっかり手順を踏んで解いていけば速やかに解いていく事ができる。

このような問題が出題されていくので、しっかり慣れていこう。

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