見出し画像

都立高校受験生が定期テスト終了後にやるべき4つの受験戦略(年内編)

11月定期テストが終了してからは、都立受験生にとってはいよいよ入試本番までの準備が本格的になっていく。

ここからは受験まで

短期決戦

となるからこそ、ポイントを押さえながら残りの受験期間を落ち着いて行動していってほしい。

都立入試では「推薦入試と一般入試」がある。

推薦入試は「1月中」に行われることになるので、一般入試よりも早く受験することになる。

そして一般入試は「2月中」になるのでその点を踏まえて受験戦略を考えていこう。

今回は定期テスト終了後の残りラストスパートに向けて行動すべき4つのポイントを伝えていく。

①定期テスト終了後は、志望校の目標点を算出して、過去問に取り組む!
→まず定期テストが11月に終了したとしたら、すぐに「都立一般入試」の対策に取り掛かろう。その際、志望校は現状で第一志望校として考えている高校に設定しておこう。そこから当日の目標点を設定して取り組んでいこう。「具体的に何点とればいいの?」という点に関してはおそらく12月の中学校三者面談で「内申点」を伝えてもらえる。そこから「換算内申」を算出して「入試本番に取るべき得点」を出していこう。その得点を取るために日々過去問に取り組んでいこう。また第1志望校だけでなく「第2,第3志望校」に関しても入試本番に取るべき得点を出しておくと良い。万が一目標点に到達しない場合は、年明けの出願前に志望校を変更することも考えていかなければならないから。
②私立併願校を内申点判明後すぐ決める!
→私立高校の併願先を遅くても12月上旬には決めなければならない。既に決まっている子は問題ないが、2学期の通知表を踏まえて考えていた子はすぐに高校の「個別相談会」に参加しよう。
※学校に応じて入試課へ電話して日程を決められる高校もある。
個別相談会へ行き、併願先を決めた後は中学校の担任の先生へも速やかに伝えるようにしよう。
※内申点が伸びた際、違う高校やコースを併願できるようになる可能性もあるのでその辺りを踏まえて検討しておこう。
③都立高校「推薦入試」を受検するなら「冬休み」から対策を進める!
→冬休みから少しずつ志望校の「面接」「作文」の対策をメインに進めていこう。しかし基本は「一般入試対策」に比重を置いて取り組まなければならない。推薦入試は「不確定要素」も強い入試となるからこそ。また推薦入試は「一般入試」で受検する以上に「素内申」が必要になる。そもそも「一般入試でも内申が足りていない…。ギリギリ…。」という子は推薦入試での合格可能性は低いのでその辺りを考えて推薦入試を受けるのかどうかを考えていこう。大事なのは「受験で合格すること」だから。そのために一般入試で確実に合格できるように準備していくという考えもけして悪くない。
④冬休みは「英数国」は過去問メインに「理社」は知識インプットをメインに学習する!
→「英数国」は過去問を時間を計測して実施していこう。大事なのは「解き方」を身につけること。解法をしっかり理解して「体に染み込ませていくこと」が重要になる。また不足している知識が過去問で判明したら、随時テキストで演習して埋めていくイメージで良い。
「理社」は過去問よりも知識のインプットが何よりも最優先だ。やはり知識がなければ問題が解けないからこそ、過去問で解法は年明けから身につけていく方が良い。そのためにしっかり「全範囲苦手単元」を作らないようにしていこう。また過去問だけでなく今まで受けた「Vもぎ」や「Vもぎの過去問」なども練習として使える。もう一度解き直しでぜひ使ってみよう。

以上のように年内もやるべき注意する点がいくつかある。

都立入試の推薦入試を受けるかどうかを悩む子も多いと思うが、一般入試で第一志望校にしている高校を推薦入試で合格することは非常に難しい。

それを踏まえたうえで推薦入試と一般入試の受験戦略を練っていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?