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都立高校入試社会「歴史年代整序」対策
都立入試社会対策について記事を書く。
以下、平成27年都立入試問題。
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問題文を読むと
〔問1〕⑴外国から伝えられた様々な食文化を生活に取り入れることで,食生活を多様化させてきた。とあるが,次のA~Dは,弥生時代から安土・桃山時代にかけての食生活について述べたものである。時期の古いものから順に記号を並べてあるのは,下のア~エのうちのどれか。
とあるので、以下の文章から「何時代か」を見抜いていこう。では確認していくと
A 唐から帰国した留学生らによって牛乳の利用法が伝えられ「酪」や「蘇」といった乳製品が調として朝廷に納められるようになり,貴族の食生活を豊かにした。
⇒奈良時代前後
B ポルトガルやスペインの人々によってカステラなどヨーロッパの菓子がもたらされ,キリスト教の布教とともに人々の間に広がった。
⇒安土・桃山時代前後
C 宋から帰国した栄西によって茶を飲む習慣がもたらされ,喫茶の習慣が臨済宗などの寺院から広まり始めた。
⇒鎌倉時代
D 大陸から移り住んだ人々によって稲作が伝えられ,生産性が高く,保存に適した米を中心とした食生活が始まった。⇒弥生時代
と太字部分に注目していこう。そうすると答えはアのD→A→C→Bとなる。
歴史整序問題は「キーワード」を拾うことがポイントとなる。
難易度的にはけして高くないので、時代感覚をしっかり養い、このような問題もしっかり得点源にしていってほしい。
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