Vもぎ読解対策で「速読」にこだわらなくて良い理由。
Vもぎ,Wもぎを初めて解く子に共通して多い悩みとして
英語,国語の時間が足りない…。
ということが多い。たしかに時間内に解き終わらなければ得点力が高まらずに、
偏差値
へも影響が出てしまう。
そこから「焦り」が生まれてしまい
どうしたら早く解けるようになるのか。
と考えこんでしまう子も多い。つまり
「速読力」の高め方
を考えてしまう。
しかし、速読力を身につけようとすると、多くの「弊害」が出てしまうのであまり気にしない方が良い。
段々とスピードは速くなってくるから。
それよりもまずは
「精読」
に意識した方が圧倒的に良い。
よく勘違いすることとして、
「時間が足りないから読めない…。」
という子が多い。
しかし時間が足りていないのではなく、一つひとつの文を正しく理解できていない。
英語であれば、単語と文法。国語であれば漢字や語彙の意味など。
そういった一つひとつの文を理解していくことが、長文を理解できるようになり「読解力」を高められるようになる。だからこそまずは
「速読」よりも「精読」
を重視してほしい。
精読を重視することで自分の「苦手」が分かってくる。
そしてその苦手に対して逃げずに「向き合う」ことが読解スピードも高まり、正答率が高くなる。
その手順を意識していこう。
以下まとめると、
・時間が足りないのは「速読力」が原因ではない。
・「速読」ではなく「精読」をする。
・「精読」することで自分の「苦手」が把握できる。
・「精読」することで「速読力」も高まり「正答率」も高くなる。
以上の4つがポイントになる。
都立入試やVもぎ,Wもぎの長文はたしかに長い。
しかし常に「安定」した得点が取れるよう、その手順をしっかり守って取り組んでいこう。
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