都立高校入試理科「地層」対策
都立入試理科「地層」対策について記事を書く。
以下、平成29年の都立入試問題。
では問題文を読んでいくと、
と書かれているので、
について着目していこう。
ではその差に着目していくと、以下のようになる。
図6から地点Aは350mとなっているので、泥の層と泥の層の間の高さは
となる。
同様に、地点Bは345mとなっているので、泥の層と泥の層の間の高さは
となる。
そこから、地点Aと地点Bとの差を求めると、
となるので、
となる。
そして、「砂の層が堆積してから泥の層が堆積するまでの間に起きた環境の変化」では、それぞれの「粒の大きさ」は
となり、
と理解しよう。
よって、
が正しい。
つまり選択肢の答えは、ウとなる。
このように知識だけでなく、少しの計算などから立体的に理解できているかどうかが求められる。
理科は丸暗記ではなく、必ず理解していくようにしていこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?